みかん絵(写真)日記

子猫2匹をトライアルに迎える事になる1週間の間にした事は、子猫が齧っても大丈夫なようにコードにプラッチックのカバーをしたり、テレビの裏に猫が入ってこないようにカバーをつけたり、あと、うちはカーテンがわりにシェードをつけているのだ、爪研ぎされないように爪研ぎ(ダンボール製)を用意したくらいだった。

トライアルにきた2匹は、うちに来た事による緊張もなさそうで、興味深げに家の様子を眺めていた。

「3日はゲージから出さないようにしてください。まずは環境に慣れてもらわないと。あと、ゲージから出しても寝る時は必ずゲージに入れてください」

とのことでした。そして小さめのゲージを用意してくれていました。他に注意事項を幾つか言われてトライアルがスタート。

初日、寂しくて鳴くかなとか思ったけど鳴くことはなく、むしろ「早く出せ」の圧の方が強かったように思う。それは家族(特に長女と奥さん)の圧も強かったよう思う。
猫を買っている友達がいる次女からの逆の圧「今出すとトライアルに失敗するよ」に二人が黙ると言う事はあったが、大したトラブルもなく3日がたった。

ゲージを開けてあげると二匹は元気よく飛び出して家の中を駆け回った。これも多分、二匹同時にトライアルを受けたのが功を奏したようだ。

この頃には、家族全員が二匹の子猫にやられていた。そして僕も二匹の天使を飼う事に、いや我が家に迎え入れることを決めていた。これもご縁だ。トライアル終了の前日に大きめのゲージを買いに行き、トイレ、猫砂、水飲み、ご飯をあげる食器を購入した。

預かりボランティアの方がうちに来た。買うかどうかの確認のためだが、入ってきてゲージがあるのに気がつき、「ありがとうございます」と言ってくれたのを覚えている。

買う事が決まっても色々と決め事がある。外に出しては行けない。避妊はキチンとする。などなど。

そして名前を決める事になった。

一匹目の名前は決まっていた。元々アメショー柄だった事からあずかり所にいた時から「アメ坊」と呼ばれていたことから名前は「アメ」になった。

そして。
もう一匹。小さかったあの子の名前を決める事になった。
と言っても僕の中では決まっていた。
みかん
これはこの日記の題名にもなっているマンガみかん絵日記のみかんからとった。

ただ、家族がこれを受け入れるか。

恐る恐る言うと「いいんじゃない」と長女。元ネタがすぐわかった奥さんも頷き、次女はなんでもいいよと言った。

という事でみかんと決まった。

無事買う事になったのだが、この時点で少し気掛かりな事があった。

二匹迎え入れると言う不安ともう一つ。

それは
長女の猫への執着、特にアメへの執着心だった。

続く


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