蓮の花 姫路・ヤマサ蒲鉾蓮池

もう先月前の訪問になるけど、備忘録的に。
初めて訪れたのは結構前。4年ぐらい前だったかな。シバザクラの撮影で訪れた姫路市にあるヤマサ蒲鉾本社。その後、同じ敷地の横にそれはそれは美しい蓮池があるという情報を知りずっと訪れたいと思っておりましたが、タイミングが合わない年が続いておりました。物事、何でもタイミングですね。

そして今年、いつも見ているスマホニュースアプリにてそろそろ蓮池が見頃であるという情報をゲット。たまたま翌日がお休みということもあり、満を持して姫路まで遠征することを決意しました。

決意、なんて言い方をすると大袈裟に聞こえるかもしれませんが、蓮池の撮影には時間意識が重要。何せ、早朝から午前中にかけてしか開花していないのですから。しかし、今回の目的地は姫路。家から電車で2時間以上はかかる。始発列車での移動となりました。始発列車に乗っての写活、去年の春以来かな。

まず姫路駅まではJRで移動。そこから神姫バスで夢前町というところまで行きます。最寄りバス停は清水橋。バスの出発時刻は7時40分発。これを逃すと1時間待ち。しかし、あろうことかJR大阪駅から乗った姫路方面への始発である快速ですが、明石駅を出たすぐ後ぐらいに10分も遅れていることに気づきました。時間は7時過ぎ。次は西明石駅。ベストなタイミングで撮るためには蓮池には少しでも早く到着したい。一か八か新幹線での移動に賭けてみることに。想定外の出費だけど背に腹は代えられない。ちょうど7時23分西明石駅発の新幹線がありました。姫路駅には7時34分着。バスは40分発だからギリギリ間に合う。藁にもすがる思いで新幹線に乗り込む。そして、なんとか定刻どおり姫路駅に到着。初の新幹線ホームからの移動でどうなることか不安でしたが、走って走って何とか40分のバスに間に合いました。

やっとの思いでヤマサ蒲鉾本社近くに到着。まだ朝8時過ぎでしたが、容赦ない太陽からの熱線攻撃。バス停から蓮池までは結構歩きますが、既にクラクラしてきました。

ヤマサ蒲鉾の蓮池

眼前に飛び込んできたのはとんでもない規模の蓮池。噂に違わぬその素晴らしい光景にしばし目を奪われ、さっきまでクラクラしていたのが正気に戻りました。さて写活開始です。

撮りたかったのはこういうのです

地元民か、或いは車ではるばる遠方からやってきた人達かは分かりませんが、既に結構な人が蓮池に集まっていました。

辺り一面蓮の花だらけ。奈良の藤原京跡の蓮池も初対面の時には感動しましたが、今回のはそれ以上。何をどう撮って良いのやら分からない。暑さのせいで再びクラクラしてきたのもあり、完全に思考停止に陥ってしまいました。

しばしクールダウンし、先発隊の皆さんは一体どういうふうに撮っているのかしばし観察してみることに。バズーカーのようなレンズでお花のアップを撮っている人もいれば、風景の中にお花を取り入れている人もいる。今回も手持ちレンズは35mm換算で200mmという短いものだったので、遠くから状態の良い花を狙って撮るという技を使うことは出来ませんでした。まぁ、ある道具を駆使するしかないですね。

こういうのは到着してすぐに撮りました。人が少ないうちに。

お天気が良かったので、空を取り入れたカットも数枚撮ってみることに。お花の状態を考えれば日差しはもう少し優しくあって欲しいけど、そうすると空は青空じゃなくなってしまう。勝手な欲求は尽きないものですね。

滞在したのは1時間半程度。少しクラクラしていたものの、熱中症にはなっていなかったようです。まぁ、適時水分補給もしていましたし(大阪の鶴橋駅で買った水は既に常温状態でしたが・・・)。

兎にも角にも、一番良い状態に訪れることができたようで、蓮の花の状態もとても良くて大満足。

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