中小企業診断士試験合格(予定)までの道のり①中小企業診断士を目指した理由
かつけーです。
正式には2月2日の合格発表待ち、さらには実務補習・実務従事を経ての登録にはなりますが、約2年かけて挑戦してきた中小企業診断士試験に合格見込み(2次筆記試験合格、口述試験結果待ち)となりました。
自分の備忘のためと、今後同じく中小企業診断士を目指す方への一つの事例として役立てて頂ければと思い、何回かに分けて合格までの道のりを書かせて頂きたいと思います。
■もやもや・混乱・焦り
地方公立高校⇒東京の国立大学⇒東証1部上場のメーカーに就職し、工場人事・協力会社管理・海外営業を経験するも、日々上司や取引先とのやり取り、社内調整に忙殺される毎日。そのなかで、
「会社人」スキルのみが身について、「社会人」としてのスキル、強みが何もないのでは?
ともやもや思い始めていました。
大学時代の仲の良い友人と話していると、
・自分の仕事に自信と誇りをもって楽しく過ごしている(様に見える)
・大企業を辞めスタートアップ転職⇒起業し自身の事業を興して挑戦している
それに対して「何もない」自分への焦りが漠然と積みあがる毎日でした。
一方で、いくつかの仕事を経験する中で、最もやりがいを感じられたのは
・工場勤務時代の協力会社管理=工場の各種作業について、強みや技能を持ったパートナー会社への請負作業の契約と効率化の検討
・自社の各工場とパートナー会社の橋渡し役として、協力して実力をさらに発揮できる環境づくりの仕事だなあと何となく感じていました。
その中、2019年末に東京⇒新潟への転勤の辞令が(ちなみに持ち家を購入し引っ越しの1週間前)。
共働きの妻と1歳に満たない息子を置いて単身赴任がスタートし、妻子の負荷と不満がたまっていくのを感じ、さらに焦りに拍車をかけることとなりました。
■“中小企業診断士“との出会い
その時に、ふと目にしたのが、大学時代の先輩のFacebook上の「ふぞろい」活動の紹介でした。同じように現状に悩み、その打開策として「中小企業診断士」に挑戦し合格、活き活きと活動している姿をみて、
「ああ、自分も“中小企業診断士”という資格を取れば何か変わるかも・・・」
と漠然と思い始めました。
ちなみにこのタイミングではどのような資格か、何ができるのかも分かっていない状態でした。
■挑戦を決意
その漠然とした思い付きの状態からいろいろと調べてみると、
ここで述べられている内容が、自身が現職で経験してきた業務の中で一番やりがいを感じていた、
「地方で活躍する中小企業と伴走しともに成長を目指す」ことを生業にできる!
そして
「会社人」ではなく「社会人」としてのスキルと自信がつけられるかも!
と思ったのが、挑戦を決めた最初のきっかけでした。
また、小さなパソコンショップを経営し、様々な困難があっただろう中で、子ども3人を育て上げた父、山奥の集落で農機具や生活雑貨を販売する商店をしていた母方祖父、生まれる前に亡くなった中小塗装会社経営の父方祖父のことを昔から見聞きしていました。
中小企業診断士になれたなら、
・父、祖父のような中小企業経営者のサポートができるのかもしれない
・そしてゆくゆくは彼らのように経営者として社会に貢献していけるかもしれない
(これは、起業し経営者として活躍している友人に追いつきたい!という想いもありました)
と思えたことも今考えればきっかけとしてあったのだと思います。
そして、幸か不幸か、2020年初頭からの新型コロナ影響で単身赴任先での朝晩の時間がたくさんあったことも勉強を開始できた一因でした。
■怒涛の1次試験勉強期へ
というわけで、2020年2月11日にスタディングのコースに申し込みし、勉強を開始したのでした。
確認してみると1次試験は7月11日、12日、日数にして150日しかないことに気が付き、ここから怒涛の一次試験挑戦期が始まりました。
ここからは次回にします。それではまた。
かつけー
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