【介護初心者のあなたへ】 今は亡き私の実母との介護 『お母さんのパンツ（愛ある手抜き介護Q&A編）2013年編集分より抜粋。』

【介護初心者のあなたへ】
今は亡き私の実母との介護を約10年前に一度まとめましたが、PCが壊れて日の目を見ずにお蔵入りしたQ&A形式のシリーズです。コロナの中で今初めての介護に直面している人達の参考になればと、アップしていこうと思います。
『お母さんのパンツ（愛ある手抜き介護Q&A編）2013年編集分より抜粋。』
Q:『いつも、このままでいいのか？もっといい介護の方法があるんじゃないかと悩んでます』
A:『介護は、誰もが手さぐりでその家庭なりに作りますが、愛がある事が大切なんです。』
大丈夫
吾にもできると
たかくくり
在宅介護に踏み切った時、自分がお袋のボケを分かっていながら放置した後ろめたさに、母親の介護を引き受けました。
周りには、大丈夫だから私にもできると言い切り、たかをくくって挑みました。
しかし、現実は独りよがりな介護を蹴散らしていきました。 日に日に壊れていくお袋を私は、家に閉じ込めたくなったりもしました。
そんな時に壮絶な介護を経験された方と、お話をする機会が有り積もりに積もった不安をぶつけました。 その方は一晩中お母様の徘徊に付き添って幻の家を一緒に探して回られたと聞き、 自分の身勝手で未熟な介護の姿勢を反省させられました。
義務感や罪悪感や、後ろめたさから介護を始めると、どうしても行き詰まります。そこを乗り越えてこそ、あなたなりの介護の道が開かれるのです。大切な事は、そこには愛があるかどうかなんです。
愛を忘れた介護は、いつの間にか『私がしてやってる』という思いが浮かび、『こんなにしてやっているのに、何故分かってくれないんだ！』という怒りに変わってくる事があるんです。
大切な人生の一コマです。愛ある手抜き介護を目指しませんか？
私も初心者の頃に何度も失敗しました。今でもしてしまいます。
だけど、なんとかなります。相手の方もあなたの愛を受け取りたいんです。
決して自分を責めないで！完璧な介護を目指すより、愛にあふれた瞬間を作っていきましょう。ファイト！
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