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社会保険の医療保険【3割負担】


今回から社会保険でもお金を守る知識を

つけていただこうと思います。


社会保険は2種類

社会保険は大きく分けると2種類あり、

✅社会保険
✅労働保険

の2つになります。

さらに社会保険には3つの保険があり、労働保険には

2つの保険があります。


社会保険

・医療保険 👈今回はココの話し
・介護保険
・年金保険

労働保険

・労災保険
・雇用保険

社会保険



社会保険の医療保険給付


タイトルに「社会保険の」と付けたのには理由があって

公的保険と民間保険があるからです。

民間保険は生命保険のことになります。

さて、社会保険の医療保険ですが、


よく病院などで聞く「3割負担」はこの医療保険があるからなんです。

さらに高額医療費制度も医療保険に入っていて

サラリーの方なら健康保険に強制加入していると思いますので

この恩恵を受けられます。

個人事業主の方なら国民健康保険ですね


もし、医療費が100万円になったとしても

窓口での負担は30万円までに抑えられます。

正直な話し、健康体で貯金が数百万以上あって、その貯金の目的が

特にないのなら、生命保険はほぼいらないと思います、

貯金でまかなえばいいからです。


ただし、完全になくすのでは無くて共済やネット型の生命保険が

掛け捨てで安くていいと思います。

生命保険に関しては過去の記事も読んでみてください


高額医療費制度もあって安心

先ほど医療費が100万円、窓口負担が30万円と言いましたが

ある一定の金額を超えると高額医療費制度を利用できます。

下の画像は厚生労働省から引用

高額医療制度


もし100万円の医療費が発生したとしたら

この式に当てはめて計算されます。

仮に年収が「ウ」の370万円から770万円だったとしたら


80,100+(医療費100万円‐267,000)×1%=①87,430円

まずこの金額を出します。

これが本来の自己負担分となります。

これでは自己負担3割にならないので、ここで高額医療費制度が登場します。

100万円の3割にあたる30万円から自己負担を引きます。

300,000円-87,430円=②212,570円

この金額が高額医療費制度であなたに支給される金額です。


①87,430円+②212570円=300,000円という事です。


高額医療費制度


3割負担の仕組みが理解できましたか?


ただし注意点があって、入院などでかかる食事代や差額ベット代は含まれないので

ここで民間の生命保険が必要になってくるのかな?と感じています。

ただし、これらの病気や事故が起きる確率は特定の職業以外は

かなり低いと思いますので、どうしても入るのなら掛け捨ての生命保険がおススメです。

👆ひとこと

差額ベット代とは

正式には「特別療養環境室料」といいます。これは患者が希望する場合にのみ発生するもので

1人から4人部屋の環境の整った部屋の事を言います、

たとえば、テレビやシャワー室など、かなりいい環境で過ごしたい方は

自己負担で入室することができます。

()病院によって環境は異なります。)


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