明日のJRA東西重賞予想
第72回阪神大賞典
◎7枠13番・シルヴァーソニック(武豊騎手)
堅実な競走成績を刻んでいた。
波乱を巻き起こすのならば、この馬かもしれないと、注目を集めていた。
ところが、その流れが、暗転してしまう事態が待っていた。
2022年5月1日、阪神競馬場で行われた天皇賞・春。
スタート直後、落馬してしまったのだ。
空馬として、2番手追走の形となり、結果的に、勝馬の逃げ切りの要因にもなったのである。
その上、ゴール板を駆け抜けた直後、肝を冷やす光景が・・・
無事だった事が、救いとなったが、今後に不安を抱かれても、致し方無い結果となった。
それから、7ヶ月後。
2022年12月3日、中山競馬場で行われたステイヤーズステークス。
ダミアン・レーン騎手を、新たなパートナーに迎え、捲土重来を期した。
初重賞制覇の形で、その想いは、成就した。
悪夢を払拭した事も、立証出来たのだ。
その後、ドバイでも快勝し、海外重賞初制覇。
帰国後、天皇賞・春でも、3着に喰い込んだ。
それ以来の実戦となる。
ローテーションの不安面は否めないが、JRA通算4500勝に向けて、勢いを増しているレジェンドのエスコートで、春の盾に向けて、視界良好な状態である事を示してほしい。
『三度目の正直』に向けて、待ったなしだ。
第73回スプリングステークス
◎5枠5番・チャンネルトンネル(松岡正海騎手)
3/16㈯に行われたフラワーカップ同様、混戦メンバーである印象を得ている。
その場合、僕は、調教映像を確認しながら、タイム以上に、動き振りを重視していく。
その中で、指名馬の動きが、一番良く見えた。
無欲で行きたいと思っている。
だけど、やはり、的中する事を祈りながら見届けたいのが、素直な本心だ。
まず無事第一。そして、権利を手にしてほしい。
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