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この世の中、自分中心だから。

まずは、思い返してみてください。

朝起きて、朝食や出かける支度をして、家を出る。
徒歩・自転車・公共機関・車やバイクで学校や職場へ。
授業やミーティング、先方への挨拶や商談、顧客対応。
お昼は教室・休憩室・公園等々。
午後も午前中と同じく。
授業が終われば部活や帰宅、恋人とのデート。
仕事が終われば一杯飲みに行く、夕飯を食べる。
そして帰路につき、コレを読む。

さぁ、今日一日あなたは何回「腹を立てた」でしょう?

家族が洗面台の前を占領してイラッとした?
電車で空いた座席に取られてイラッとした?
先生に注意されてイラッとした?
昼休みのんびり寝ていたのにしゃべり声で起こされてイラッとした?
質問をしたのに、答えがちゃんと返ってこなくてイラッとした?
恋人が素っ気なくてイラッとした?
夕飯を楽しみにしていたのに、団体客でうるさくてイラッとした?
帰ってきて食べたい夕飯じゃなくて、イラッとした?


「イラッとする理由」

上記の内容見て「あぁ、こんなことあるある」と思った方も多いのでは。
なぜでしょう?
答えはとてもシンプル。

【自分中心の考えになっているから】です。

  • 自分が洗面台で支度する(でも占領されていた)

  • 自分が座席に座る(でも他人に取られた)

  • 自分は友達と楽しく話していた(でも先生に怒られた)

  • 期待していた質問が返ってこなかった

などなど…。

自分の思い通りにならないから「イラッとする」わけです。
これをシンプルに言った言葉は次の通りです。

《あてにするから腹が立つ》

静岡県の慶雲寺の「掲示板」(寺前に言葉が書いてあるもの)に書かれていた言葉。


そう、全て自分中心で「あて」にしているから、腹を立てるのです。
自分はこうなる、こうすると思っていることに反するから腹を立てる。
すべて「自分勝手」なわけです。

何かを問合せした際に「A」という答えが返ってくるだろうと、経験上であったり何となくの思い込みをしている人は多いのではないでしょうか。
そして返ってきた答えが「B」であると、

  • なんで「A」じゃなくて「B」なんだ

  • 「B」なんておかしい

  • 「A」が普通だろ

このように怒る人がいます。
(年配者、一定の条件下の人に多く見られます)
真実は「B」なのですが、自分が思っていた答えじゃない、期待していた答えと違うなどと自分勝手に思うことで、腹を立てるのです。

さて話を戻しましょう。

《あてにするから腹が立つ》

イラッとした時、この言葉を思い出してください。
腹を立てて、得することなどありません。
「あぁ、勝手に自分が思っていたから腹を立てたんだ」と言い聞かせてみてください。
自然と腹を立てる機会が少なくなって、穏やかになりますよ。

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