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【写真付き】ポルカドットの概要から、クラウドローンの参加方法までマルっと解説

こんにちは!
FUELHASHのMASAです。

本記事は、ポルカドットのまとめ記事となっております。

💡この記事を読んで分かること

①ポルカドットの概要
③アーリーアダプターになる方法
④13個のパラチェーンプロジェクトの概要
②DOT(ポルカドットの仮想通貨)の購入方法

公式ページはこちらです。


Polakadot(ポルカドット)の概要

ポルカドットとは

引用元

ポルカドットとは、イーサリアムの共同創設者兼元CTOのGavin Wood博士を中心に、より公平かつユーザー主権的な分散型ウェブ(Web3.0)の構築を目指す団体、Web3 Foundationが主導で開発を行うPoS(Proof-of-Stake)系ブロックチェーンプロジェクトです。

ポルカドットは、相互運用性およびスケーラビリティ向上に取り組むパブリックブロックチェーンです。相互運用性とは、簡潔にブロックチェーン同士の相互性を高めることと考えていればOKです。現状、異なったブロックチェーン間でデータの行き来が出来ず、不便だから解決しようといった目的のブロックチェーンです。

メインチェーンである「リレーチェーン(Relay Chain)」、および「パラチェーン(Parachain)」と呼ばれるシャードチェーンを中心とした独自のネットワーク構造により、これが可能になっています。

💡【プチまとめ】ポルカドットとは
・PoSを採用したパブリックブロックチェーン
・目的:相互運用性およびスケーラビリティ向上
・主にリレーチェーンとパラチェーンがある

構造①:リレーチェーンとは

リレーチェーンとは、ポルカドットの中心に位置するメインチェーンです。上述した相互運用性を高めるべく、ポルカドットはリレーチェーンを中心に様々なブロックチェーンを接続します。

リレーチェーンの目的は、「接続すること」であるため、機能は最低限に抑えられています。そのため、「ブロックチェーンの接続機能」と「高いセキュリティ機能」を持っていますが、拡張性を司るスマートコントラクト機能は持っていません。

引用元

構造②:パラチェーンとは

パラチェーンとは、「パラレル(Parallel)」の意味で使用され、実際にリレーチェーンに接続されているブロックチェーンです。

パラチェーンは、独自トークン発行や特定のユースケースに対応できる機能を実装できます。そして、拡張性を司るスマートコントラクト機能を持つことができます。

また、セキュリティに関しては、リレーチェーンの「高いセキュリティ機能」を使用することができます。

構造③:ブリッジ

引用元

ポルカドットでは、ブリッジという機能によって、ビットコインやイーサリアムなどの外部チェーンをパラチェーンに接続することができます。

また、外部チェーンのセキュリティは、その外部チェーンのセキュリティに依存しています。

💡【プチまとめ】ポルカドットの機能

①リレーチェーン
ポルカドットのメインチェーン。心臓部。
相互運用性やセキュリティ性能を司る。
②パラチェーン
プロジェクト毎の独自チェーン。
スマートコントラクトの実装などの高い拡張性を司る。
リレーチェーンのセキュリティ機能を享受できる。
ブリッジ
外部チェーンとの接続機能

アーリーアダプターになる方法

引用元

ポルカドットを含むweb3系プロジェクトでは、プロジェクトの初期段階から支援すると、トークン配布という形で恩恵を受けることができます。

では、ポルカドット関連プロジェクトにおいて、どのように初期段階からプロジェクトを支援し、トークンを受け取ることができるのでしょうか。

パラチェーンオークションとは

ポルカドットのパラチェーンの数は100個(暫定)と決められており、「パラチェーンオークション」というオークションによって決定されます。

パラチェーンオークションとは、期間中により多くのDOT(ポルカドットの仮想通貨)を保有したプロジェクトが採択されるものです。

しかし、DOT保有量だけで比較すると、資本力が物を言う勝負となってしまいますので、このオークションではプロジェクトの支援者から集めたDOTも含めて、より人気があるプロジェクトが生き残るという公平性の高い仕組みを取っています。

支援者になる方法(クラウドローン)

実は私たちも、パラチェーンプロジェクトの支援者になり、間接的にパラチェーンオークションに参加できます。その仕組みを「クラウドローン」と言います。

💡【クラウドローンへの参加方法】
1.
1DOT=1票として、支援したいプロジェクトに投票する
2.投票したプロジェクトがオークションの勝者になると、プロジェクト側から報酬(プロジェクトごとの独自トークン)を受け取れる
3.投票したプロジェクトが勝者になると、投票したDOTは約2年ロックされたのち、全額返金される
4.投票したプロジェクトが敗者になると、一定期間経過後に投票したDOTが返金される

このように初期段階のプロジェクトを支援することで、プロジェクト側は資金調達ができ、トークン配布という形でアーリーアダプター層に恩返しができます。
また、一度投票したDOTは2年間ロックされることに注意が必要です。価格変動に関わらず保有し続けることになります。そのため、「このプロジェクトを応援したい」「絶対に伸びる」という確信を持って投票すべきですね。

オークション実施方法

パラチェーンオークションは複数回に分けて実施されています。複数回に分けることで、ポルカドットにとって本当にふさわしいプロジェクトを採択する狙いです。

スケジュールはこのように進み、100個のプロジェクトが採択されるまで継続する予定です。

1回目:2021年11月11日〜11月18日
2回目:11月18日〜11月25日
3回目:11月25日〜12月2日

5回目:12月9日〜12月16日
6回目:12月23日〜12月30日
7回目:1月6日〜1月13日

100回目:??

オークション結果

現在8-15回目のオークションがまとめて行われており、14個のパラチェーンが接続が完了しています。

1回目:Acala Network
2回目:Moonbeam Network
3回目:Astar Network
4回目:Parallel Finance
5回目:Clover Finance
6回目:Efinity
7回目:Composable Finance
8回目:Centrifuge
9回目:HydraDX
10回目:Interlay
11回目:Nodle
12回目:Equilibrium
13回目:Phala
14回目:Unique Network
※それぞれ公式リンクに繋がっています。

余談ですが、日本初のパブリックチェーンであるAstar Networkは3回目のオークションにて採択されています。また、Astar Networkがポルカドットで最も分散化されたパラチェーンになっています。

Astarホルダー: 241,000人
Moonbeamホルダー: 152,000人
Acalaホルダー: 153,000人

https://astar.subscan.io/

現在行われているオークション

現在は、8-15番目のパラチェーンオークションが行われており、14番目まで確定しています。そのため、残り1枠をかけて下記4プロジェクトが競い合っている状態です。

Geminis
Litentry
Coinversation
Polkadex

引用元

こちらを見る限り、Litentryが頭一つ抜けてリードしている状態です。圧倒的な差があるため、資金の余裕のある方はステークしてもいいかもしれませんね。

具体的なパラチェーンオークションへの参加方法

引用元

ここからは、具体的な参加方法について画像を用いて解説していきます。

参加方法3選

①Polkadot Wallet
②公式プロジェクト
③Binance

①Polkadot Wallet

ポルカドットが公式で出しているアプリをダウンロードして行う方法です。こちらが最もオーソドックスで安全な方法です。
また、ポルカドット内でのステーキングにも活用できるため、とりあえず開設しておくのもオススメです!

【メリット】
・安心、安全
【デメリット】
・ウォレット作成と送金が面倒

💡やり方
1.Polkadot Walletで新規ウォレット作成
2.DOTを1のウォレットに送金
3.apps walletに接続

1.Polkadot Walletで新規ウォレット作成

ポルカドットの公式サイトから、クロームの拡張機能に、専用ウォレットをダウンロードします。

「extension」を選択
「Download for Chrome」を選択
「Chromeに追加」を選択
拡張機能を開き、小さい「+」を選択
「Create new account」を選択。
アカウントを作成して下さい。

🚨警告
途中で12個のシークレットフレーズが共有されます。
必ず安全な場所にメモをして保管しましょう。

作成完了後、右端の3つの点々から、
チェーンを「Polkadot Relay Chain」を選択。

2.DOTを1のウォレットに送金

国内取引所にてDOTを調達し、1のウォレットアドレスへ送金を行います。

DOTを取り扱っている現在国内取引所は以下の通りです。

BITPOINT
GMOコイン
bitFlyer
SBI VCトレード

3.apps walletに接続

1のウォレットを公式サイトに連携します。

「apps wallet(hosted)」を選択。
接続を許可し、画面が切り変わったら
「Network」→「パラチェーン」を選択。
画面上部「Crowdloan」を選択。
ongoingのプロジェクトの中から、
「Contribute」を選択。
ロックする額を決定し、「Contribute」を選択。

②公式プロジェクト

オークション中のプロジェクトに直接DOTをステークする方法です。とはいえ、①で説明したPolkadot Walletは必須となります。

また、スキャムページに飛ばされ、正しくステークできないといったリスクもあることを理解しましょう!とはいえ、下記の方法であれば問題ないとおもいますが、、

【メリット】
・ボーナスが付与されるケースが多い
【デメリット】
・ウォレット作成と送金が面倒

💡やり方
1.プロジェクトの公式ページへ飛ぶ
2.プロジェクト上でステーク

「apps wallet(hosted)」を選択。

接続を許可し、画面が切り変わったら
「Network」→「パラチェーン」を選択。
画面上部「Crowdloan」を選択。
プロジェクト毎の「Homepage」を選択。
今回は「Litentry」を選択。
「Contribute Now」を選択。
アドレスとロックする額を決めて「Contribute」を選択。

💡ボーナス制度
Litentryでは、Tier Reward Systemが採用され、10%のリファラルボーナスが受けられます。

③Binance

海外取引所であるBinanceを使用するやり方です。

【メリット】
・送金の手間がかからない
・Binance独自の報酬がある
・代替トークン(BDOT)で流動性を確保できる

【デメリット】
・ロック期間後も取引所が利用できる保証がない
・口座を持っていない場合、開設が面倒

こちらのやり方に関しては長くなることもあり割愛させていただきます。

既に、分かりやすくまとまった記事があったのでご参照ください。

まとめ

いかがだったでしょうか??とにかくweb3では、触って覚えることが重要だと考えているので、私も今回のオークションに参加するつもりです!

こちらアップデートがあれば、随時追記する予定です!また、今後もWeb3関連の最新プロジェクト解説を行なっていく予定ですので、この機会に、スキ・フォローをよろしくお願いいたします!!





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