2021年、天皇杯決勝から。
Note、始めます。
NHKの中継はやっぱりいつもの通り、キレがない。
中村憲剛選手のラストマッチであるからこそ、
中村憲剛選手が日本サッカー界に残したものは何だったのか、
中村憲剛選手が引っ張って作り上げたフロンターレのサッカーとはどんなものだったかを
映像と音声で表現できたらよかった。
中村選手が出るのか、出ないのかと、ポイントを矮小化して捉えていては物足りない。
相手の間に立ち、行きつ戻りつ、速く遅く。そんなサッカー。
サッカーの表現方法は、表現者の数だけあるだろう。
中村憲剛選手とフロンターレのサッカーをNHKはどう思うんだ?
そんなところを表現することにスポーツ中継の醍醐味はある。
中村憲剛選手の引退は、スポーツ中継をする者の意思や考えを表現できる、格好の材料であったと思うのに。
またどこかで極上のスポーツ中継に出会う日を、楽しみに待とうと思う。
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