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ヒメボタル

 宮崎市の平和台公園にヒメボタルが飛んでいます。夜の8時前後から蛍の光の舞いが始まります。今年は去年より数が多いようです。
蛍は大きく分けて、ゲンジボタルとヒメボタルがいます。光りながら飛んでいるゲンジホタルはほとんどがオスです。メスは草や木の葉にじっと止まって小さな光を出しています。
 一方、ヒメボタルはオスのゲンジボタルより弱い光、光る感覚、光る時間も短いです。しかも木や葉に止まって小さな光を出しています。つまり、写真撮影すると、両方の光跡は一目瞭然です。ゲンジボタルの光跡は線になっていきます。ヒメボタルは点になっていきます。
 ゲンジホタルの撮影基準は、絞り(f値)2.8 シャッタースピード(ss)8秒 iso1600
ヒメボタルの撮影基準は、絞り(f値)2.8 シャッタースピード(ss)20秒 iso3200
両方とも開放F値の明るい単焦点レンズがお薦めです。私はブルーが好きなのでホワイトバランスは3500 kにしています。三脚も必需品です。リモートコードがあれば更にいいですね。カメラのぶれが少なくなります。そしてカメラにインターバル撮影機能がついているカメラがいいですね。インターバル撮影に撮影時間、撮影回数をセットしたら、後はリモートコードのシャッターボタンを押すだけです。
 上手く撮る方法は、撮影場所が決まったら、三脚を据え、暗くなる前に背景を撮ることです。その時の状況にもよりますが、絞り(f値)2.8 シャッタースピード(ss)4秒から16秒 iso400 
撮影が終わったら、パソコン上で、比較名合成というアプリをインストールして下さい。デスクトップに新フォルダーを作り、撮ったデータをその中にいれます。比較名合成というアプリを開きその新フォルダーを重ねます。
すると、一枚のホタルの写真ができあがります。暗闇に輝くホタルの神秘的な写真は撮影の苦労を癒してくれる至福の一時になると思います。







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