シェア
katsu
2015年9月15日 22:01
街の中を吹く風に金木犀の香りを感じ始めると空は高く澄み渡っている心は独りどことなく隙間を感じて街の中を行けば高く澄み渡った空に涙が溢れる長くなった夜に月が満足そうに輝くと鈴虫たちが音楽を奏でる月明かりに照らされたきみの横顔に目が、奪われる可愛いね、なんてほんの簡単な一言は、口に出すのが難しい木々の葉っぱに鮮やかな紅色がのると流
2015年9月13日 13:20
ささいな日常を生きていて終わって初めて気づくこと過ぎた時間はもう戻らないことささいな日常を生きていて久しぶりに会って気づくことたしかに時間が過ぎていることささいな日常を生きていてふっと或るとき気づくこと時間が過ぎているのはいつだって「今」だってことささいな日常を生きていて自分に問いかけることぼくの「今」の使い方
2015年9月5日 14:00
ただ、きみが好ききみが好きいつもの通学路、いつもの教室いつものチョークの香りきみが、そこにいるだけですべてが特別になるきみに気づかれないように必死に平然を装ってるぼくは意気地なしただ、きみが好ききみが好きあと半年もすれば、卒業きみに毎日会える日々の終わりこの日々が、ずっと続けばいいのにそれでも時は、願いも冷たく流していくよただ、きみが
2015年9月2日 23:06
春の風に若葉が目覚めると雨が降り続き、夏が始まる。突き抜ける青空に永遠を感じる夏が。ツクツクボウシが命の限り鳴くと雨が降り続き、夏が終わる。永遠に続くように思える夏もたしかに終わってゆく。ぼくは、あと何回夏を迎えられるだろう。ぼくも、終わってゆく。永遠に続くように思える夏も終わりゆくようにたしかに、終わってゆく。