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いま、この解体現場がアツい!

さわやかな秋晴れの午後、何気なくバスに乗っていた私は目に飛び込んできた光景に目が釘付けになりました。

ここは高層ビルが立ち並ぶ西新宿エリア。整然とビルが立ち並び、ビジネスルックに身を包んだ人々が行き交うなか、ヒルトン東京の背後に突如として現れる黙示録的光景、それが東京医科大学病院の解体現場です。思わずバスを降りてしばしの鑑賞をしました。

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東京医科大学病院のサイトによると、現在旧病院棟を解体中で、跡地に立体駐車場を建設予定だそうです。私は解体工事が好きですが、大体は個人の住居の解体現場で、ここまで規模が大きいものはあまり見たことがないように思います。建物がむき出しのリアルな断面図と化し、壊れないように作られた頑丈な骨組みをクレーンが容赦なく破壊していく。クレーンが恐竜とかゴジラとか、そういった怪獣のようなものに見えてきます。「ガガガガ・・・ドーン!」という不吉な音もたまりません。

なぜ道行く人はこれを素通りすることができるのか・・・こんな大スペクタクルが繰り広げられるのに・・・と思わなくもありませんが、みな仕事中で忙しいのです。しかしここまで大きな建物の解体となると、作業もかなりの危険が伴いそうです。やりがいも大きいと思いますが作業員さんどうか気をつけて・・・。

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立体駐車場の完成は来年4月のようですが、解体工事はいつまで見られるかわかりません。とりあえず今週の作業予定(上の写真)を見る限り11月14日(土)まではやっているようです。解体工事好きで新宿へのアクセスがある方はぜひ見てみてください。新宿駅からは1キロ弱あるので10分ほどちょっと歩きますが、新宿駅からバスに乗った場合は「新宿住友ビル」で降りるとすぐそこです。

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ガオー!

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