【CL京都23位】ロストアメイジングライコウレックウザ
おはようございます!(編集現在午前1:30)
かとりゅうです。
まずはCL京都に参加された選手の皆さん、ジャッジの皆さんお疲れ様でした。
また調整を一緒にしてくれたチームメンバーのみんな、ありがとう。
今回はCL2023京都にて使用いたしましたロストアメイジングライコウレックウザの解説記事となります。
長いんで以降ロストアメイジングとか呼びます。
こちらのデッキは従来のロストライコウにレックウザというアタッカーを加えているので、相当な対応範囲を誇っています。
そのかわりデッキを回す難度は明らかに上昇しています。
この記事では自分やチームメンバーが考えていたことを可能な限り書き記していきます。
また、無料部分では当日使用したデッキリストまで公開しております。
自分で言うのもなんですが、このデッキを握るならこの記事は必読です。自分の考えていることは全て書き記しました。
例によって僕の国語の評定は2なので記事は読みづらいと思いますが、書ける限りのことを書いていきますので是非最後までお読みいただければ幸いです。
なお今回のこのCLの結果により、愛知CLとJCSへの優先権を得ました。
今回いただいたお金はそちらの遠征費の足しにしたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
また、現状こちらの記事は未完成です。
卒研で忙しすぎてこれが限界だったので、落ち着き次第随時追記していきます。
よろしくお願いします。
1.環境考察
まず、Tier表としては以下のものを考えていました。
前回のシティ同様、ルギアが頭一つ抜けていると考えていました。
VMAXやVSTARで攻めようとしてもアメイジングイベルタル、かがやくリザードン、ルギアVSTAR本体で容易に突破され、非エクで突破を試みてもアメイジングライコウやムーランドVでサイド差を縮めてきます。
隙がないと言っても過言ではない状態でした。
しかしパラダイムトリガーのリリースから1ヶ月半程度が経ち、ある程度メタも明確になっていきました。
例えば、エネを割る(イベルタルのはかいのさけびなど)ことや、麻痺で逃げられなくする(フリーザーなど)、アッセンブルスターをやらせない(ガラルマタドガス、頂への雪道など)などはルギアに対する有効な対策として挙げられました。
最大母数は当然ルギアだとして、これらのルギアを徹底的にメタるデッキもある程度の数は存在すると考えていました。
また、Tier2のミュウは圧倒的な安定感と出力、ロストバレットは非エク故ののサイドレースの強さを評価されてルギアに次ぐ量はいるだろうと予想していました。
またルギアの実装当初から苦手だと言われているレジはある程度の数はいると考えていましたが、環境でよく見る「シンオウ神殿」「ロストシティ」が重いため、そこまで数は増えないだろうという予定でした。
2.デッキ選択の理由
まず前回のシティ同様、ルギアを握るかルギアに勝てるデッキを握るかというところから始めました。
ただ最初はルギアは多発するミラーの対策札がほぼ存在せず先攻ゲーになると予想したため、できる限り握らない、最終手段として用意していました。
ルギアに勝てるデッキですが、ロック系統は他のデッキに対する勝率が大して取れないと判断して早々に没になります。
また、ルギアデッキ自体にその対策札が搭載されていてもなんら不思議ではありません。そうなるもそのメタは有効とはならないはずです。
ということでアグレッシブに攻めるタイプのデッキでルギアに有利を取れるデッキを探していました。
そういう点で言うと前回シティで使用したアメイジングカイオーガはガンガン攻めるタイプのデッキでした。
ですが、後日別会場のシティでロストヤミラミが優勝し、それ以降ムーランドVが標準搭載される形になってしまいました。
このムーランドVが厄介で、これを倒す構築にすることは容易ですが、そうするとカイオーガを使用する意味がなくなってしまいます。(この記事とあまり関係がないので割愛しますが、質問があったら詳しい理由を説明いたします。)
というわけで、今回は前のルギアをワンパンできるほどの高いダメージを出せるポケモンの中で最も付加価値が高い「アメイジングライコウ」を使用することにしました。
と言っても、ライコウはライコウでノコッチやマナフィが置かれていると満足にダメージが出せず、またやっぱりムーランドVは一撃で倒せないので別のアタッカーをサブで用意する必要がありました。
そこで今回着目したのが「アメイジングレックウザ」です。
よくいるムーランド対策としては他にカビゴンやジガルデ、ザマゼンタなどがいますが、カビゴンはこだわりベルトを追加で要求され、ジガルデは弱点をつくためノコッチが見えると倒せなくなります。
またザマゼンタはそもそも鋼エネルギー2枚を使用するという要求がかなり重たいです。
反面レックウザはエネさえつけばムーランドVをワンパンでき、弱点をつくこともないためノコッチなどに阻害されません。
また付加価値として、青天井火力である点も高耐久なVMAXやVSTARに対して有効でした。
特にルギアVSTAR相手でマナフィノコッチを用意された場合は一時的に有効打はなくなるはずですが、レックウザはその上の火力を出してワンパンできます。
という形でライコウの苦手とするポケモンや対面に対しては青天井火力であるレックウザが刺さり、レックウザが使いづらい非エク主体の相手などはヤミラミやライコウが刺さるということで、この2体で抜群の相性補完ができていました。
反面デッキに採用するエネルギーの色の数が5色以上になるということで、デッキが回せるかはチーム内からも不安視されていましたが、気をつければなんとかなると判断して、今回はこちらを持ち込むことに決定しました。
3.当日使用したデッキ
というわけで当日使用したリストがこちらです。
DAY1、DAY2で内容は一切変えずに持ち込みました。
無料部分はここまでになります。
有料部分ではこのデッキを回すための知識、考え方、準備などを細かく記しています。
もしこのデッキに興味がありましたら購入していただけると幸いです。
ご購入ありがとうございます。
4.各カード解説
・キュワワー 4枚
スタートしたい、試合中3枚使うこともあるということから4枚。
前回同様ここは議論の余地はないと思います。
・ヤミラミ 2枚
マナフィ、ノコッチの処理から、打点調整まで多数の役割があります。
必ず1枚は試合中使用する上、2枚使用することもザラにあるため、2枚採用です。
・ウッウ 1枚
非エク相手や相手の動きが渋かった際におとぼけスピットで詰めることがあります。
とはいえあまり使用するカードでもないので1枚で十分という判断です。
・アメイジングレックウザ 2枚
本構築の醍醐味でありMVPカードでもあります。
ルギア、ムーランドの処理から大型ポケモンの処理まで幅広く活躍してくれました。
特にハピナスVやアルセウス系統をワンパンできために、本来ロストライコウであれば不利がつくデッキ相手に有利がついており、そのまま勝利できたのは大きかったです。
またこれは意識していなかったのですが、特性を持っていないのでウォッシュ水付きアローラロコンVSTARを突破できる数少ないアタッカーであるという点も非常に強力でした。DAY1の八戦目はこれのおかげで勝てたと言っても過言ではありません。
また、このデッキの中ではテキスト確認を一番要求されたポケモンでした。それはそう。
枚数に関しては、ミュウVMAX対面で2度使うことがしばしばあるので2枚が妥当かなと考えています。
・アメイジングライコウ 2枚
本構築のメインアタッカーです。
このポケモンを軸にこのデッキを組んでいるので当然たくさん活躍してくれました。
試合中1枚は確実に使うので、サイド落ちやロスト落ちを考慮して2枚の採用です。
・かがやくゲッコウガ 1枚
基本エネルギーをたくさん搭載しているので、かがやくゲッコウガを1枚ベンチに置いておくだけで半永続的に山を掘ることができます。
基本水エネルギーを搭載していないですが、それでもこのカードに勝るかがやく枠は存在しないと思います。
・ガラルジグザグマ 1枚
マナフィをロストマインで倒すなどといった際に都合の良いダメージ調整をするためにはこのカードの採用が不可欠でした。
単純にノコッチマナフィを1ターンで取り切ったりなどの利点もあります。
・マナフィ 1枚
アメイジングライコウや月光手裏剣など、ベンチ狙撃1発で盤面が壊滅するのはこのデッキも同じなので採用しています。
一度倒されても相手からのベンチ狙撃の選択肢が消えないのならまた設置することを目指します。
ちなみに、レアリティを上げると視認性が落ちます(一敗)
・クイックボール 2枚
当初ここは4枚でしたが、CL前日で霧の水晶を数枚入れた方が序盤の展開やヤミラミの起動に貢献できると考えて2枚まで減らしました。
ライコウやレックウザのサーチに使うので0枚にはできないです。
・霧の水晶 2枚
理由はクイックボールの項目でも書きましたので割愛しますが、マジで大活躍しました。
変えて正解でした。
なお僕は京都にこちらを持ってきていなかったため、チームメンバーからお借りしました。
大会終了後は感謝の気持ちを込めてとーしん選手のサインと共にお返ししました。とーしん選手ありがとう。
・バトルVIPパス 4枚
コスト無しで2体ものポケモンを召喚できるこちらのグッズはロストなら使用しない理由がないです。
2ターン目以降は問答無用でロストに送れる点も脳内リソースを他の事柄に回せるのでありがたいです。
・ミラージュゲート 4枚
ライコウやレックウザの起動、またヤミラミの起動に稀に使うため最大枚数の搭載です。
特にレックウザは相手のポケモンや自分の盤面、手札次第では2枚同時に使うこともあります。
・回収ネット 4枚
キュワワーとの相性が抜群です。このカードが打てる回数によってロストの溜まり方がだいぶ変わります。4枚搭載しない理由がないです。
・あなぬけのヒモ 3枚
入れ替え枠として今回は特性ロックや麻痺などを解除できる可能性の高いヒモを入れられるだけ入れました。
配信では無様な姿をお披露目しましたが、別の試合ではこのカードのおかげでドガス採用デッキに一度勝っています。
また、ベンチを絞るデッキ相手やルギア相手には実質グズマとして働くこともあります。
そういった点から入れ替え札はあなぬけのヒモを入れられるだけ入れることにしました。
・ふつうのつりざお 2枚
ポケモン、エネルギーの使い回しをする際に必須となります。
また、ロストバレット相手に小さいポケモンをやまびこホーンで呼ばれなくなる点も重要であったと言えるでしょう。
チームメンバーからは3枚目を検討すべきという意見が出ましたが、他に削れるカードがなかったので2枚で挑みました。
・ヒスイのヘビーボール 1枚
前回同様、マナフィやゲッコウガ、ウッウなどサイド落ちすると困るカードがたくさん入っているので採用せざるを得ませんでした。
・エネルギーリサイクル 1枚
ライコウ、レックウザ共にエネルギー消費はかなり激しいので、エネルギー回復手段は1枚をエネルギーリサイクルに回しました。
・こだわりベルト 2枚
ライコウでルギアをワンパンしたり、3エネアメイジングバーストでVSTARをワンパン圏内に入れたりするためにはこのカードが必要です。
使う対面も多いので2枚採用です。
・ふうせん 1枚
半永久的に使える逃げ札として採用しました。
これをつけておくと入れ替え札を温存できるので、エネルギー管理をする上でも重要な一枚でした。
・アクロマの実験 4枚
絶対に序盤に使いたいので最大枚数の採用です。
試合中2回以上は宣言したいです。
・キバナ 2枚
エネルギー加速しつつ好きなカードをサーチできるという、ロストを加速すること以外ではこのデッキに最高にマッチしているサポートです。
大会中何度も活躍しました。
・ボスの指令 1枚
前を殴るポケモンが多いので弱点をついたりなどでダメージ効率を良くするために1枚採用しました。
・キャプチャーエネルギー 2枚
序盤の展開札兼逃げエネとして採用しました。
クイックボールと違い手札を消費しない点も強力です。
一応隠し札で使う事もあります。
・基本エネルギー(雷2、草3、超2、闘2、鋼2)
デッキ開発当初は草2、超3でした。
それぞれ理由としては
雷、草…ロストゾーンに送れるように、また使用用途が多いのでどちらかは3枚に
超…水晶でサーチができるようになり、最悪ミラージュゲートでつけていいため2枚
闘、鋼…それぞれレックウザ、ライコウでしか使用しないため2枚
という感じです。
5.没カード解説
・ヤレユータン
マリィケアのために採用を検討していましたが、プレイングでなんとか賄えると判断して抜きました。後述します。
・ネオラントV、基本水エネルギー
序盤にアクロマに触るために採用を検討しましたが、その他に入れなければいけないカードのために抜きました。
水エネルギーを採用する余裕がないので、ネオラントVがほぼ置き物になる点も不採用にした理由です。
・ツツジ、マリィ
相手を鈍らせるよりこちらの攻めで圧倒したかったので没にしました。
・スタジアム(シンオウ神殿、雪道、トレーニングコート)
各不採用理由は
雪道…前述の通りデッキそのものを攻撃的にしたかった点
シンオウ神殿…デッキを攻撃的にしたかった点とウォッシュ水エネルギーの採用率が低くなっていた点
トレーニングコート…なくても動ける点と微不利対面であるロストバレット相手に自由に使わせないようにするため
といった感じです。
6.立ち回り解説
このデッキは後攻を選択します。
よくロストデッキでは先攻を選択する方が良いという案が見受けられます。
ですが、理由をよく考えた場合に後攻の方がメリットが多い時が多いので今回は後攻を選択しています。
以下メモとしてまとめておいたものを置いておきます。
その上で各対面に対するCL以前の僕のメモ帳の中身をおいておきます。
対ルギア
微有利
後1…アクロマがほぼ確実に必要。無いと相当厳しいです。
マナフィは置かないとアメイジングライコウで負けるのでできればおきたい。ただ、ライコウ自体の採用率は下がっている。らしいです。
後1おとぼけスピットは必須ではないですが、ウッウが前にいると次のおかわりファングにパワフル無色4エネを要求できるのでやっておくのはかなりありです。
先2ムーランド
→レックウザを起動して取りに行きます。出来なければほぼ負けですが、パワフルの所在次第ではライコウやウッウで削るのは大いにありです。
先2ルギア
・マナフィノコッチあり
→レックウザで取りに行くことを目標とする。(3エネ+ベルト+癇癪ヘッド、もしくは4エネ)
出来ないならばヒモおとぼけで後ろを削ります。
実は要求が一番重たいパターンです。
・マナフィなしノコッチあり
→理想はヒモ+ライコウで非エクを削ります。そうしておく事であとでロストマインでたくさん回収できます。ノコッチを倒すのもありです。
出来なければレックウザでルギアをワンパンするか、ヒモおとぼけで後ろを削ります。
楽よりのパターンです。
・マナフィありノコッチなし
→レックウザorベルトライコウでルギアのワンパンを狙います。出来なければヒモ+おとぼけで後ろを削ります。
・マナフィノコッチなし
→ベルトライコウを通すと大体勝てます。
一番楽です。
後3
ノコッチマナフィあり
→ヤミラミとジグザグマで取ります。マナフィには先に一点乗せておくのもありです。ジグザグマがおけないならばマナフィに6点のせます。(ジグザグマを置いてあとで回収します。ノコッチをチェレンで回収されるともう一度ヤミラミが必要になるためマナフィを残します。誤差ではあるが念のため。)
どちらかが残っている
→ヤミラミで倒し、残りは輝くリザードン(4点or5点)、アーケオス(2点or3点)などがよいです。
一応アーケオスは雷弱点なので、前にいる場合にライコウで締める場合はジグザグマが必要なくなります。ので、リザードンに乗せておく方が強いです。
ルギアには乗せない方が良いでしょう。
このように案を練ってようやく微有利になります。なにこれ?
対ミュウ
有利
後一おとぼけでポケモンが倒せるorゲノセクトを削れるのならおとぼけしてOKです。ミュウV相手にはする必要がないのでやらなくていいです。
ミュウはミラージュゲート2枚使っても構わないのでレックウザでのみワンパンをしに行きます。他のポケモンはサイコジャンプで帰られてしまうので、無かったことにされてしまいます。
相手がレックウザを嫌って良く山に帰る場合はゲノセクトなどにライコウでダメカンをばら撒いておくのがベストです。
ライコウにベルトがついているとヤミラミと合わせて2ターンでサイドが4枚獲得できます。
基本的にロストでは不利対面とされていますが、レックウザのおかげで有利を取れています。
対ロストバレット
微不利
ここではミラージュゲートが入っていないタイプのロストバレットを想定しています。
当然ですが、入れ替え札などはロストバレットに劣りますのでこのデッキでは不利を取ります。かといって絶対に勝てないというわけではないです。
なお初手おとぼけスピットはほぼ必須です。
あとはマナフィがいない時を狙ってライコウを頑張って通したいです。
ライコウが通れば大体行けるし、通らなければ厳しい勝負を強いられます。
対レジギガス
微有利
アメイジングシュート、ヤミラミでの複数取りを何度も行っていきます。
アメイジングシュートを2回宣言できれば大体勝てます。
ロストマインは残りHP120になるようにばら撒いておくと、いつでもライコウが脅威になってくれます。
マナフィが置けていて、殴り出しが相当遅れない限りは負けることはないと思います。
対エレキガノン
無理
グッズロックされなければいけますが、そんな奇跡は起きません。
完全に切ってましたし、エレキガノン自体ルギアに勝てるかどうかも結構怪しいデッキなのでそこまで数はいないだろうと予想していました。
対ドガスダイナ
不利
ここではドガス系統全般についてお話しします。
初手にあなぬけのヒモに触れるかどうかに全てがかかっています。触れたら全然戦えますし、触れなかったら大体負けます。
配信でもやってましたが、少し削っておくとアメイジングシュートで倒せる圏内に入ります。動けないながらもやれる限りのことはしましょう。
他対面に関しては、質問等があれば追加していきたいと思います。
7.サイド落ち確認
前回の記事同様大量のサイド落ち確認が必要です。
サイド落ち確認を怠ったら負けると思っておいてください。
ただこれはロストというデッキの性質上仕方ないです。頑張ってください。
逆に言うとヒスイのヘビーボール以外のボール、入れ替え札、キャプチャーエネルギー以外は全て最初に山を見る際に確認します。
入れ替え札に関しては中盤以降、何枚残っているかを確認します。
8.ロストTier表
前回同様ですが、誤ってロストに送ってしまって負けというのはロストデッキでよくある自滅パターンです。
どのロストデッキを握るにしても事前にこのようなまとめはしておいた方が賢明です。
(ここは前回記事からコピペして編集してます。)
9.マリィの乗り越え方
ロストデッキは手札を貯めるというデッキの性質上、マリィがよく刺さるというのは共通認識だと思います。
その対策としてヤレユータンがよく採用されているとは思いますが、今回のデッキは採用を見送っています。
今回僕は、山に基本エネルギーを何枚か残すことによって隠し札とはなえらびで山を掘りに行くという選択肢を取りました。
たとえばはなえらびと隠し札を1度ずつ宣言できた場合、最初のドロー、マリィの引きと合わせて山札を9枚見ることができています。
そこにはなえらびがさらに宣言できると11枚、13枚と見れる枚数が増えていきます。
つまり、10枚近く山札が見れるなら解決札が見える確率はそこそこあるのでは?という考えです。
マリィで山札の下に欲しい札がほとんど行ったのなら、途中でボール等で山を混ぜながら山を圧縮すれば引き直せる確率も上がるでしょう。
そうすれば山札を掘れる枚数も実質的に増えていると言えます。
この行動を取るために、前のターンにエネルギーが山にほとんどないことがわかっていれば、そのターンにミラージュゲートを使わないけどエネルギーリサイクルやふつうのつりざおを打ったり、などもしていました。
なおこの考え方は「ヴァイスシュヴァルツ」というカードゲームから持ってきました。
さまざまなカードゲームを触っていると、こういう普段は見えなかった思考に辿り着くことがたまにあります。
興味があればいろんなカードゲームを触るのはありだと思います。
10.実際のマッチングと内容
DAY1
1戦目:アルセウスVSTAR +カプ・コケコVMAX
後攻 勝ち(6-4)
アルセウスVSTARの起動ができず、おとぼけスピット2回で倒すことに成功しました。
その流れでサイドを先攻していきます。
途中手張りでカプ・コケコVMAXを起動されましたが、それをアメイジングレックウザでワンパンしてサイドを取り切りました。
2戦目:ルギアVSTAR
後攻 勝ち(6-5)
初手でアクロマまで届きませんでしたが、相手が手札0にしてルギアを起動してきたので、盤面にあるカードでしか殴ることができなくなります。
その隙にこちら側はアメイジングライコウやヤミラミを揃えて逆転することができました。
試合後に聞いたところ、ウォッシュ水エネルギーが入っていたとのことでした。危なかったです。
3戦目:レジギガス
後攻 勝ち(6-5)
初手アクロマも成功し、順調に回してアメイジングライコウとジグザグマ、ヤミラミをうまく使用してサイドを取り切りました。
4戦目:裏工作マタドガス
後攻 勝ち(6-0)
先2でマタドガスを1体立てられますが、紐を温存していたため秒で回復。
アメイジングシュートとかんしゃくヘッドでガラルマタドガスとメッソンを倒すと相手が完全にストップしたため、そのあとはヤミラミやライコウで殴り続けて勝ちました。
先2でサポートに触られていたら危なかったです。
5戦目:ルギアVSTAR
後攻 勝ち(6-4)
特に事故などもなく、マリィケアも含め想定通りに動けた…と思います(あんまり覚えてない)。
後2レックウザでムーランドVを倒せた点も大きかったです。
6戦目:ロストライコウV
後攻 勝ち(6-2)
お相手ライコウVスタートでアクロマが引けてない様子でした。
ただ僕の方も序盤は引けてなかったのですが、入れ替え札とボールは引けたので順調に殴ることができました。
このサイド差と事故具合ならいけると考え、相手の盤面にマナフィがいる中でアメイジングライコウで殴ってました。(ミスってたわけじゃないです)
7戦目:ルギアVSTAR
後攻 負け(3-6)
マリィからの復帰に最終盤で失敗しました。
これは相手が上手かったです。お見事でした。
8戦目:モスノウバレット
後攻 勝ち(6-5)
最序盤でかがやくゲッコウガの存在が頭から抜けており、キュワワーを2体喰われました。(これはミスです)
しかし、アメイジングレックウザを隠していたことで相手がアローラロコンVSTARを設置。これを美味しくアメイジングレックウザでいただいで逆転しました。
試合後に聞いたところ全く想定していなかったとのことです。うまくいきました(ニッコリ)
なおチームメンバーはルギアを握ってこの方に負けていたそうです。敵討ち成功。
9戦目:ハピナスV +ミルタンク
後攻 勝ち(6-4)
ここにきて面識のある方に遭遇。関東の自主大会で戦っていました。
最序盤、お相手はイベルタル(はかいのさけび)スタートで次のターンに逃げられず、殴り始めが先3になりました。
その間に自分はライコウとレックウザが殴れるように準備。ライコウでかがやくゲッコウガとイベルタルを、レックウザを2度起動してハピナスVを2回倒して勝ちました。
これも従来のロストバレットでは不利対面のはずなので、このデッキの強みがよく出た形になったかと思います。
ちなみに8戦目と9戦目は全勝者との階段でした。Bグループで3人出るはずだった全勝者を減らしておきました。
というわけで8-1、11位通過でDAY2に進出しました。
DAY2
1戦目:ルギアVSTAR
後攻 勝ち(6-4)
あんまり覚えてないのですが、特に事故もなく通し切れたと思います。
戦績だけはメモってたので自分に感謝ですね。
2戦目:ルギアVSTAR +ガラルマタドガス
後攻 負け(投了0-2)
ルギアスタートの先攻1ターン目にハイボアーケアーケネオラントルミナスサインマリィサーチドガース置きまでされました。
勝てるわけないだろ!
全然関係ない話なんですが、ここでヤマグチヨシユキ選手が2-0で通算9-2だったのでワンチャン当たるかもしれない〜こえ〜みたいな雑談を対戦相手としてました。
3戦目:ロストカイオーガ(ヤマグチヨシユキ選手)
後攻 勝ち(6-4)
マッチング発表時流石に声出ました。
普段YouTubeやTwitterで見ている有名強豪選手とまさか自分が対戦するとは思わないんよ…
試合内容はお互い順調に動いていたのも束の間、後2で僕がこの日最高の上振れを引き、ロストマイン +かんしゃくヘッド×2で盤面を破壊。
その後破壊したマナフィが再登場しなかったので、アメイジングシュートが通り、あとは流れで勝てました。
こちらの試合はななっぷるが撮影していましたのでもしかしたら後日公式YouTubeチャンネルに上がるかもしれません。
対戦よろしくお願いします。
4戦目:ルギアVSTAR
後攻 勝ち(6-4訳あり)
お互い順調に動き出す(相手はアーケオス1体であったが)が、途中でトラブル発生。
簡単に言うとお互いの主張が食い違ってしまい、マスタージャッジ案件になってしまいました。
色々あって解決したのですが、最後は勝利者を出す(オポネントの関係)ためにお相手が実質降参する形を選びました。
この選択をしていただいたお相手の方に敬意を表するとともに、不完全燃焼で終了してしまった対戦に決着をつけるために愛知で会いましょうという形で終話しました。
5戦目:ドガスダイナ(サブフューチャー配信)
後攻 負け(投了)
配信残ってます。見ての通りボコボコにされました。
最終戦績
DAY1:8-1 11位
DAY2:3-2
合計:11-3 23位
というわけで初のデッキシールド獲得&JCS権利獲得ができました!
11.おわりに
というわけで今回はこちらのデッキで初めての完走&優先権獲得まで辿り着くことができました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
質問等あればいつでもお聞きしますので、いつでもTwitterのDMまでお越しください。
Twitter
カトウリュウイチ
出展:https://www.pokemon-card.com/
※無断転載厳禁。見つけた際には相応の対応をいたします。
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