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人にやさしく。

年始1発目に引いたおみくじが凶だった。
毎年、大吉が出るまで引き続ける(がめつい)スタイルをやめると決めた矢先の出来事。

このおみくじで、わたしは「人にやさしく」することを決めた。

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いままで私の人生は、色々な意味で「なめられていた」のかもしれない。

約束の時間にこない、日程の変更、よくわからない会や仕事・会議へのアサイン。
待たされたのに八つ当たりをされたり、予定を調整したのにキャンセルされたり。
割と様々な種類の憂き目にはあってきたが、怒りもしない。
相手に指摘ができるほどできた人間でもないから、指摘もしない。

こういったことの積み重ねが、
「許してくれる」「まあいいや」に繋がっているのかも。

このおみくじで、急にそう感じてきたのだ。

自分勝手な行動を積み重ね、周りをコントロールしようとしている人は、
その時思い通りになったように感じるかもしれない。
けど、確実に周りからは相手にされなくなり、相手の人生にとって損を生む。

伝え方に気をつけながら、ちゃんと話せばよかった。
私が嫌だと思うことを、きちんと嫌だと伝えればよかった。
そうすれば、きっといい関係は続くのに。

わたしは、本当に相手のためを思って、向き合ってきたのだろうか。

困っている人に、すぐに手を差し伸べることはできたとしても、
次から自分で対処できるようにと時間を使っただろうか。

元旦の夜中に、酔っ払った友達を介抱しながら、
おみくじ一つでこの感受性。自分に辟易する時がある。
適当に流しとけばいいのに。

そんなことを思いながら、年始から「本当にためになるか」と思いながら毎日を過ごしてみると、1月半ばにして、相当な幸福度。

相手の話を最後まできける心の余裕があること。
感じたことを言語化できること。

自分が許せない・見過ごせないことも、明確になって、
心地のいい自分を保てることで、精神的にすごく落ち着いた状態でいられること。

ニュートラルな状態でいられることで、驚くほど周囲に目が行くことを実感した。

そんな毎日の中で、どうして働いて子供を育てて生活するという当たり前が、
こんなに大変なんだろう。と思うことがたくさんあって。
(わたしには子どもはおろか夫もいないが)

目の前の人が大切にしていることを、受け入れながら尊重しながら、
一緒に働く人にも大切に感じあえるような会社にしたいと心から思った。

今はまだわたしに力がなくって助けになれないけれど、
大切だと思うことを丁寧に続けて、とにかく人にやさしい会社にしたいな。

そんなことを思ったJanuary。
2020年、まねきちゃん頑張ります。

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