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FC24(Switch版)UT日記(170)

Messiah

一昨日のパリ五輪女子サッカー予選C組「日本 vs ブラジル」
前半ATに相手のPA内ハンドで得たPKを止められ、後半15分に一瞬のスキを突かれてブラジルに先制点を奪われる。その後もなでしこはチャンスを作りながらも得点には至らず、後半残り10分余りとなったところで池田監督は遂に五輪初出場の谷川萌々子をピッチに送り出す。
長谷川唯を前線に近い位置に上げ、谷川がボランチに入ると状況が一変。
ブラジルからボールを奪取すると前線へのフィード、スルーパスを出したかと思えば、自らドリブルを仕掛けるなど変幻自在の動きで中盤を支配。ブラジルは絶対的存在のマルタを下げて逃げ切りを図るもなでしこの優勢は続き、後半43分にPA内にドリブルで攻め込んだ谷川のフェイントにバランスを崩し転倒したブラジルDFが思わずボールに手を出し、VAR確認によりハンドが認められてなでしこがPKを獲得。
ここで池田監督がキッカーに指名したのがキャプテン熊谷紗希。ピッチに田中美南は残っていたが、この絶体絶命の局面でPKを蹴ることができる選手は13年前のドイツW杯決勝でPK戦最後のキッカーだった熊谷をおいて他にはいなかった。長めの助走から相手GKが左に動いたのを確認して冷静にインサイドでゴール右側に流し込んで同点。とりあえず勝ち点1を得て最終戦のナイジェリア戦にグループL突破を賭けることになると誰もが思っていたところ、なでしこの奇跡はこれで終わらなかった。
清家貴子のドリブルのこぼれ球が谷川の前に転がると、何と谷川は相手GKの頭上を越える約30mのロングシュートを放ち、ボールは鮮やかな放物線を描いてブラジルゴールに吸い込まれる。なでしこ、土壇場の大逆転劇で勝ち点3を獲得しグループL突破に大きく前進。

約15分の短い出場時間の中で強烈なインパクトを全世界に示した谷川。
間違いなく「ポスト澤穂希」を名乗って良い選手が遂に現れた。
大会前に怪我をして直前合宿では別メニュー調整を続けていた模様だが、それでも初戦からベンチに入れていたのだから、池田監督は重要局面で彼女を途中起用しようと考えていたと思われ、劣勢のスペイン戦で起用しなかったのは「まだ土俵際ではない」と判断したからだと思う。
谷川の起用により長谷川唯が前目で攻撃に絡む機会が増えることも今後大いに期待できると思うが、谷川がスタメンで出られるかどうかは前述した理由により怪しいのではないかと自分は思っている。日本時間明日24:00のナイジェリア戦は藤野あおばが負傷で起用できない見込みで、スタートはブラジル戦と同じような陣容になると自分は予想している。それでもブラジル戦の勝利はチームの士気を上げるには十分な結果であり、選手個々が自信を取り戻すことができるのであれば、谷川に頼らなくてもナイジェリアに勝つことは十分できると思う。

個人的には決定機を外しまくって試合後は落ち込んでいた田中美南の奮起に期待したい。池田監督がブラジル戦で彼女を下げず最後までピッチに置いたことは大きな意味があると思う。不調で点が取れない時でも彼女にはやれることがあることを教えたかったのだろう。
勿論谷川がスタメンで出られるような状態であるのならば是非起用してほしい。長谷川が今よりも生きれば、田中美南も宮澤ひなたも生きてくる。そして決勝トーナメントで谷川を加えたスカッドで再度スペインと対戦してほしいと願うばかりです。

前回日記以降のFUTTIES

パック・ピックからは復刻特殊しか出てきません(;´∀`)
素材が減らないのは良いけれど、トレ不可処理作業が実にめんどい・・・

パウロ・ディバラ(ローマ)
ティモ・ヴェルナー(トテナム)

現役FUTTIESは出てこない、「交換SBC」でトレ不可を溶かすだけというのも何なので、OVR97のSBC選手であるディバラとヴェルナーは作成。
ヴェルナーはファンタジー版を使ったことは無いのですが、脚が速くて「テクドリ+」持ちなので動かしやすそうですね。ディバラは4-3-3でもSTで使えるのでニュネスやオバメヤンらとターンオーバーで使ってみたいと思います。


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