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心書Vol.0026〜教える〜instruct

今日はある人に頼まれて、初対面の方に、オンラインでTELアポについての講義をしました。

私は前職の「昔取った杵柄」でお話を準備しているたのですが、話を聞きたい方とは業種も違えば悩みも違います。得意げにズレた話をしても、ご紹介者にも失礼ですので、そこは相手の方の求めているものをヒアリングしながら進めていくようにしました。

ある程度予想はしていましたが、先方さんの期待値が高く、具体性と即効性のある話が求められていることがすぐにわかりました。そこで話のプログラムを微調整して、現場でより具体的な話に落とし込んで、より実践的なアドバイスをその場でひねり出したのですが、そこでいちばん曇りが晴れたお顔になられていたので、僕も胸を撫で下ろすと同時に、「ナマモノの怖さとやりがい」を感じておりました。

先ほど「ひねり出した」という言葉を使ったものの、実際のところは、天から降ってきたような、胸のスキマから湧き出てきたような、そんな感覚でした。

頭をフル回転させてひねり出すというよりも、

心から相手を思って、相手の目的と困りごとのすり合わせを十分に行ったことで、自然とそこに至った、といった感じでした。すごい不思議でしたけど、「知力や能力」の問題ではなく、「心のあり方や段取り、準備」の賜物のように思えました。

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