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香水の匂いであなたを思い出して泣いた 戻れないあの夏 /かとうなみさ
コンビニの涙みたいなしょっぱさのおむすび食べる午前1時 /かとうなみさ
こんなにも日差しが暖かいのにさ流れる涙は冷たくって /かとうなみさ
大丈夫 私たちならできるから どんなことでも乗り越えられる /かとうなみさ
窓際で虹のフォークにナポリタン巻き付けている夢を見ながら /かとうなみさ
朝起きてパンを頬張る生きるため 消えたくなった夜を飲み込む /かとうなみさ
おはようとおやすみのその間でさ ふわふわ生きて愛を叫ぶよ /かとうなみさ
休日の窓辺の光 集めたら 嬉しくなって 歌をうたうよ /かとうなみさ
ねえ 起きて わたしと遊ぼ 踊ろうよ 叶うはずない深夜の願い /かとうなみさ
ぬいぐるみ抱きしめている真夜中の果てのない海を泳ぐために /かとうなみさ
夕焼けのころころ変わる表情を見せたい君は隣にいない /かとうなみさ
冬の朝 焦がしたパンは戒めの口に広がる苦い思い出 /かとうなみさ
移りゆく心の底に触れたから 君の香りを纏って眠る
いつだって狂わせるのは僕のせい 雨の匂いで酔ったあの日も /かとうさなみ