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2016年に書いた、嵐コンサートチケット入手攻略法。

 2016年秋、嵐コンサートチケットが当たった妻子を大阪ドームまで送迎したときのこと。

 
 開演時間が過ぎた後、たくさんの女の子が大阪ドームをまるで聖なる建物のようにして、手のひらをあてドームからの振動を感じておられました。

 ウワサでは、ダフ屋の法外なチケットは10倍以上の値をつけているらしい…
 そんな金額出すなら、何か良い方法はないものか?
 この話は、妻子がコンサートを楽しんでいる約3時間、待っている車の中で考えた攻略法です。

 後にカクヨムという小説サイトにあげたら、なんと6話計で約6万PVも、でも、評価の⭐はひとつもありませんでした。
 →内容は期待しないでください。

 また、今はジャニーズコンサートチケットの購入ルールがスッカリ変わってしまいましたので、

 今この話は、全く役にたちません。

 今回、想い出としてnoteにも写しました。
そんな昔話でも読んでやろうという方は、よろしくお付き合い下さいませ。

⭐⭐⭐


2017 嵐コンサート チケット入手攻略法

第1話 嵐に逢えなかった方へ

 わくわくしながら目を輝かせている人たちを横目に、ドームまで嵐グッズを買いにだけ出かけ、ドームから漏れてくる音に聞き耳を立てながら、次のツアーでは必ずライブの嵐メンバーに逢いたい!と祈っている…。
 ちゃんとファンクラブにも入っているのに、ドームコンサートチケットが取れず、涙を飲んだあなた。
 どうしても、嵐に逢いたい!!
 そこまで思い込んでいる方が、必ず嵐のコンサートへ行くことができるようにと信じて、お話を進めて行きたいと思います。

 ここでは、興業主側 (こう書くと、とても冷徹な感じがするので、以後ジャニーさんと記します。) の意向を、熱狂的なファンの立場から一歩離れて常識的に考えることによって、次回のコンサートツアーに行くためにはどうすればよいかを、じっくり検証していきたいと思っています。

 きっと、チャンスは巡ってくるはずです。

 まずは、昨年のアルバム売上のデータから。
嵐のライブDVD&BDの、ARASHI LIVE TOUR  2016‐2017  Are You Happy? は 音楽DVDとBDの売上枚数合算65万枚を記録し、初週発売初日の売上は30万枚を超えて、発売1ヶ月で約70万枚、嵐人気は留まるところを知りません。
嵐のファンクラブの会員数は、想定約160万人、これは日本の人口のおよそ1.3%にあたります。
 ざっくり日本人の75人に1人は嵐のファンクラブに入会している、ということになります。

 また、ファンクラブに入っている人だけが嵐ファンというわけではありません。
ファンクラブには入っていないけれどTVに出ている嵐や、楽曲が大好きという一般的なファンの方も、もちろんたくさんおられます。
 今や、嵐は間違いなく日本のトップアイドルです。
こんなすごい人気アイドルのコンサートチケット、ファンクラブに入ったところで、なかなか当たるわけはないと最初からあきらめてはいませんか?

 嵐のコンサートにどうしても行きたいのでファンクラブに入っているという人(以降、熱狂的なファンと記さしていただきます)は、はたして、いったいどれくらいいるのでしょう。

 ファンクラブに入会している人の中には、熱狂的なファンの方の家族友人で、チケット入手に協力するために入会している方がかなりおられますので、ファンクラブ会員160万人そのまま皆が、「どうしても!」という熱さではないはずです。もし自分の名で当たったなら連れてって、というレベルの方もかなりおられます。

 ここで、アルバム等が出たら必ず買いたい人数=約70万人=熱狂的なファン というふうに捉えてみました。
コンサートを目指している人は、必ずそのアルバムは手にするはずです。
少し乱暴な設定かもしれませんが、(熱狂的なファンの中にも姉妹で1枚アルバムがあれば良いという場合もあるし、アルバムよりコンサートだけはという人も中にはいるでしょうが、その逆の方もおられるでしょう)あながち、的外れな数字ではないと考えています。ファンクラブ会員の約半分です。


 5大ドームツアーの全観客動員数単純に5万人X18公演で、約90万人と言われています。

 おおよそ的外れでない数字を捉えているとしたなら、熱狂的なファン約70万人が同じツアーで何公演も見たい!という欲張りな事さえ言わなければ、ジャニーさんは、ちゃんとそれなりの席数を用意してくれているのです。
 嵐のコンサートに行く事は、決してかなわぬ夢ではない!はずなのです。


第2話 ファン仲間をつくる

 まずは、例年のツアー申込みのルールです。

 ファンクラブの会員であること、1公演のみチケット4枚まで。
代表者としては1回しか登録できませんが、同行者としての申し込み回数に制限はない。
代表者はもちろん、同行者も氏名、年齢、会員番号などを記入。
同一名義が1公演でダブルと、申込みは無効。
嵐ファンクラブ未入会の方でも、同行者として登録可能。
おおよそのルールは上記として、考察していきます。

 さて、ここではまず、チケット入手対策としてかなり有効な、
「ファン仲間を作る」
熱狂的なファン同士で、グループを作るということをお勧めいたします。

 熱狂的なファン同士、チケット抽選においてはライバルになりそうな気もされるでしょうが、個人で挑むよりは、グループで相談しながら申し込む方が得策であると思われます。

 ジャニーさんが席を抽選する段階で、
A:1会員1申込みで公平に抽選している。
か、
B:その申込み席数に応じて公平に抽選している。
(1席で申し込んだ方が、4席で申し込んだ人より4倍当たりやすく倍率設定)
ジャニーさんの抽選方法が、どちらかは定かでありません。

 もし、前者Aの場合なら、熱狂的なファン4人がグループになって、4人で4チケットを4公演申し込んだ方が、一人で1チケット1公演を申し込むよりも、4倍有利になります。
たとえ、後者Bの場合でも、4人組各1人と単独の1人とは日程は別ですが、確率は同じになります。

いずれにしても、一人の方が確率が高いということはありません。

 仕事などで、なかなか日程の都合がつかない、身軽に遠方へは行けないから他の方に迷惑をかけるなど、人それぞれ様々な事情があるとは思います。
ですが、チケット入手の件以外でも、友達ができれば、色々な情報が回ってきたり、嵐のおかげで親しい友達ができたという話は、よく耳にする出来事です。

 忙しい日常から離れて、嵐ファン同士、アラシゴトで楽しい時を過ごすのも、良いものです。嵐について熱く語る時間は、あっという間に過ぎていくことでしょう。




第3話 抽選について考える

 基本的な考え方として、100万を超える規模の抽選において、ジャニーさんが、なんらかのフィルターを設定するという作業には、それなりの手間や費用が発生し、システムトラブルの要因にもなりかねないので、熱狂的なファンの方々が想像するような、様々なフィルターは、さほど設定されていないと推測しています。

 よく、熱狂的なファンの間で交わされているような噂話で、
「番号が若い人の方が当たりにくいのでは?」(新しい会員を優先しているのでは?)→昔より確率が低くなっただけ?

「男性は当たりにくいみたい。」(男は、来なくていい!)→男性の構成比が低いだけ?


「前回当たった人は当たらないようになっている。」(次は外れた人から!)→これも昔より確率が低くなっただけ?


などのフィルターがあるとは思われません。
ジャニーさんからしてみれば、そんな設定をわざわざするメリットがないからです。

 1話で出ました、1席で申し込むのと4席で申し込むのとの抽選倍率にも申込み会員レベルの公平な抽選になっているということで、特に設定はされていないかもしれません。

 「同じ住所からは名義が違っても当りが2つ以上出さないようになっている」
これも、ないと思われます。
電話番号や、メールアドレスは、同じものをすぐ検索できますが、住所や名前でのフィルターは、1字違うと同じものと判断するのは難しいと思われます。
たとえば、『一丁目十番百号』と『1-10-100』、同じ住所でも、記載の仕方が幾通りもあり、様方や、建物の名前表示などでも様々な表現方法があり、名前にしても同姓同名の方もおられるわけで、同一のモノとして扱うのが難しいからです。
 日本語は、難しいはずです。

 ここで、ジャニーさんが嫌がっていることはなにか?というのを改めて考えてみましょう。

 まず最初に思い浮かぶのは、転売屋の存在。
以前から申込みのルールとして、譲渡,代売を厳しく禁止し、入場に際してチケット、会員証はもとより、同行者にまで名前年齢の記載、身分証明書の携帯も義務付けており、入場チェック時に、実際に退場させられた方がいたというような話を耳にしました。
 デジタルチケットの導入効果により、入場チェック時に実際に退場などという荒々しい感じは減少し、オークションでのチケット高額取引はなくなるでしょうか?
当たったら、スマホごと売ろうとする輩が現れるかも知れません。

 もう1点、ジャニーさんが特に嫌がっているとすれば、一部の方が席を独占してしまうから、他の希望する方になかなかチャンスが回って来ない!といような風評が立つことでしょう。
 嵐は、紅白の司会をも務めた国民的アイドルだからです。
誰からも、愛されなければなりません。一部の人だけに、笑顔を振りまくわけには行かないのです。

 熱狂的な嵐ファンの中には、家族友人皆入会してもらって、あわよくば18公演制覇、全部に行きたい!なんて人もきっといると思います。
もし、そういったことを実現する人が万一出てきて、SNSで自慢でもされたしまったら、他の嵐ファンの反感を買う事は目に見えています。
そういうクレームは、すぐにジャニ―さんの元に押し寄せるでしょう。
申込みにおいて、同行者のファンクラブ会員番号を記さすのは、そういったことの抑制だと思われ、どこかの1公演で当たった人は、他の公演申込みは外れるようなフィルターが設定されている可能性は十分あると思われます。

 抽選申込みにおいて、ファンクラブ会員のみで4人で申し込むのと、会員は代表者1人で同行者3人は全て未入会の場合でも、当たる確率に特に差はないと推測します。

 熱狂的なファンの中の多くは、
「同行者の中にファンクラブ会員が多いほど当たりやすくなっていて当然!
ファンクラブに入会している人と未入会の人とを同じに扱うなんてことはない!」
漠然とこう思っておられると思います。
 ファンクラブ未入会の方でも、当たった方の同行者としてなら見に行けることに、不満のある方もおられそうです。

 たとえば、一般的に誰かがアーティストのファンクラブに入るという場合、まず、楽曲を聞いたり、TVを見たりして興味を持って、コンサートに行って気に入って…というような段階を踏むのではないでしょうか?

 いきなり、絶対ファンクラブに入らないとコンサートへは行けません! という状態では、新しく嵐に好意を持った方でも、ファンになるのをあきらめたり、ファンクラブに入るのを敬遠される方も出てきます。
そういう排他的なイメージは、きっとジャニーさん望むところではありません。
嵐は、紅白の司会も務めたことのある国民的アイドルです。
ファンクラブに入らなくても、誰からも愛される存在であるようにと、心がけているように思います。

 熱狂的なファンが考えている以上に、ジャニーさんにとって重要な事柄なのではないでしょうか。

 抽選申込みにおいて、ファンクラブ会員のみで4人で申し込むのと、会員は代表者1人で同行者3人は全て未入会の場合でも、当たる確率に特に差はないと推測しています。



第4話 親子席について考える


 例年の申し込み案内には、「親子席が取れない場合、一般席となる・落選となる場合がある」というようなことが記されています。
ジャニーさんのいう、このことを素直に信じるなら、別枠で設けられた親子席から漏れても一般抽選の機会があるということを示しています。
ただし、一般申込みより大人は2名までと、親子席の条件は厳しくなっています。
親子席で申し込んだ方が確率が高いことは、間違いなさそうです。

 最初から小学校3年以下のお子さんを連れて行くつもりで申込みをするなら、
コンサート中、立てない!
という制限はありますが、親子席で申込みするのが得策と言えます。

 同行するお子さんが就学前の児童なら、公演日は平日(金曜日)を選ぶべきでしょう。
平日に小学校が終わってからコンサート会場まで行ける方は、限られてきます。
熱狂的なファンの中には、
「嵐のコンサートなんだから、小学校一日位休んだって!」
という方もおられるでしょうが、「コンサートで学校を休むなんて!」というのが、まだ世間の主流だと思います。

 一般席を申込む場合でも、土日よりは平日の方が有利なのは明白です。
世の中の人が働いたり、学校へ行ったりしているのは、土日より圧倒的に平日の方が多いからです。
ツアー初日だから人気かも?というのも考えられますが、逆に初日でないと絶対ダメ!という方は、まずおられないと思います。
ただ、メンバーの誰かの誕生日、となると、また話は変わってくると思います。

 話を、親子席へ戻します。

 親子席を申込みするのに、該当する子供さんがファンクラブの会員でなければいけないと勘違いされている方が、結構おられるようです。
申込み案内には、親子席を申込むには、小学校3年以下のお子さんが必ずいなくてはいけませんが、申し込む保護者の方は会員でなければなりませんが、そのお子さんは、会員でなくても可です。

 もし嵐好きのお子さんがおられるようでしたら、「当たったら、一緒に行こうね!」と誘ってみるのも、良いかもしれません。



第5話 第2希望の設定について考える

 どうしても当たりたい公演が人気そうなので、第2希望をしないで申込みはその公演日1本に絞る!という、熱狂的ファンがおられます。

 第2希望を捨ててでも…という意気込みはわかるのですが、ジャニーさんが抽選において、第2希望に申込みしない人を第2希望も申し込んだ人より優先するという設定は、まず無いと思われます。
これも、ジャニーさんにとっては、全くメリットがないことだからです。

 自分にとって都合のいい公演日は高倍率になりそうだけれど、そこがダメなら、他でもなんとかスケジュールを遣り繰りして行きたい! という熱狂的ファンにとっては、第2、第3希望の設定があるのはとてもありがたい救済措置です。

 ジャニーさんの優しさがうかがえます。

 第2希望を募るからには、たとえ席数は少なくてもどの公演も2次枠を設定していると思いますので、人気のある公演日の第2希望での当選はほぼ無理と考えた方が良さそうですが、都合がつけられる日があるなら、あきらめずに申込みするに越したことはありません。


 さて、第2希望が設けられているのは、ジャニーさんの思いやりだけでしょうか?

 本来、2次で募集するというのは、1次募集で埋まらなかったり、キャンセルが出た場合に、席を再度募集するという意味のはずです。
第1希望で当たらなかった人が大勢いるのに、他で外れた人の座席を用意するというのは、クレームにつながる要素を含んでいます。
それでも、あえて設定しているのには何か意味があるのかもしれない!もしかすると、こんなに大人気の嵐の公演の中にも、公演日によっては第1希望だけでは満席にならない日があるのかもしれない!こう勘ぐってみました。

 ここで、30-70の法則というのをご紹介します。
元々はパレートという経済学者が唱えた法則で20-80の法則ともいいますが、ここでは30-70で使用します。
小売業等に携わっている方はよく耳にされると思いますが、
「上位30%の商品で、全体の売り上げの70%を占める」というものです。

 具体的な例を挙げてみます。

 ジャニーズショップで扱っている様々なタレントの色々なショット、1千種類のブロマイド(同じ値段)がトータルで1万枚売れたとします。
1000種類が10枚ずつ均等に売れた。ということは、ありえません。
全く売れないブロマイドだってあります。
ここでこのブロマイド、売れた順から順位をつけていき、その売れた枚数を順に上位から足していくと、「上位300位(全体の30%)くらいのところで、合計が約7千枚(売上の70%)になっている」というのがモノの典型的な売れ方ですよ!
という法則です。

 ここで、この30-70の法則を、これもかなり乱暴な話ですが、このコンサートツアーに当てはめてみようと思います。
もちろん各会場定員がありますので実際には絶対あり得ない、経済学者でもない素人の危なっかしい妄想ですが、暫くお付き合い下さい。

 設定は、ファンクラブ会員160万人のみ、申込みは1公演限り4席。 必ず行けます。
そこで、全員が4席ずつ(総数640万席)申し込んだと仮定します。
その他の設定は、定員無し(定員がありませんから重複申込は意味が無くなります)、同行者として何公演でも可。転売も可。
のべ640万席(160X4)、18公演日へ本来の希望が出された場合を、この30-70の法則に当てはめて検証してみました。

 1番人気の公演日(1/18=上位約5%)には、およそ130万席弱(20%)の希望が出されると想定されます。
多分、東京ドームの日曜日のどちらか、ドーム1公演定員を5万席と考えると、約25倍の方が本当はその公演日に行きたがっているだろうという仮説です。

 一方、人気下位の3公演は、5万席を下回ることが予想されます。
また、最下位の公演日は、本当ならば、『別の公演日に行けるのなら別の日の方が良かった』という人の方が、『その日に行きたかった』という人より遥かに多い! というのが、もう一つの仮説です。

  初めから、会員一人1回のみの申込ということなら、確実に行けそうな人気の低い公演日を狙う方が多くて、この考察はあまり意味を持たないのでしょうが、第2、第3希望申込という手段があるだけに、どこでもいいという方でも第一希望はやはり行きたい公演日を選ぶ! というのが人情です。
 第1希望だけでは満席にならない公演日が、実際にはあるかもしれないのです。

決して現実のデータではありませんので、上記考察は、あくまでも参考までにしていただきたいのですが、やはり確実にチケットを入手するには、人気のない公演日へ第1希望で申し込むというのが一番優れた手段であると思われます。



第6話 夢の嵐三昧の旅

  最後に、もし外れたら誰か突然来れなくなった人のいるグループと巡り合う!
というわずかな望みを持って、北海道であろうが九州であろうが、開催されるドームの前、毎日プラカードを持って「お願いしまーす」と叫びつづけてまでも、どうしても、最悪ダフ屋の言い値でも、どうしてもどうしても、嵐に逢いに行こうと思っている方へ。

「夢の嵐三昧の旅」のご提案です。

 さて、人気のない、当たり易い公演日というのは、どこでしょうか?
真っ先に思い浮かぶのは、札幌です。
曜日なら平日(金曜日)で間違いないでしょう。

 北海道の人口が約550万人、日本人75人に1人がファンクラブ会員だとして、北海道には約7万3千人のファンクラブ会員がいる計算です。
札幌公演は3日間、ドーム定員5万として約15万席、北海道のファンクラブ会員7万3千人に対して倍以上の席が用意されているのです。
東北地方の人口は約930万、会員1/75で約12万4千人、北海道東北のファンクラブ会員、全てが札幌を目指しても、会員一人当たりの倍率は1.3倍ほどにしかなりません。
 ところが北海道と東北、お隣とはいえ、たとえば東北地方最大の都市、仙台のファンが希望を出す場合、東京ならディズニーランドなど、嵐のコンサートついでに立ち寄りたいスポットも多く、交通の便なども含めて考えると、仙台のファンほとんどの方が第1希望は東京を志向されると推測されます。東北の人は東京を目指す傾向があるようです。

 多少費用が掛かっても、どうしても嵐に逢いたい! というなら、やはり、北海道です。
北海道なら日曜公演でも、第1希望の段階では下位人気の公演日であると推測されます。

 さて、「北海道へ嵐に逢いに行こう!」という計画を練って行きたいと思います。

 まず、一緒に旅するファン仲間 3人~4人でグループを組みます。
会員2人プラス小学校3年以下の子供という設定で親子席を狙うのも有効だと思われますが、やはり小さなお子さんを連れての旅行は、フットワークが悪くなりますので、この章では省略します。

 旅行日程は、ツアーのある木曜日~月曜日の4泊5日です。

 職場などで他の方にシフトを変わってもらわないといけないという方も、おられると思います。
また、嵐ファンであることをカミングアウトしたくない、もしくは、コンサートのために仕事・学校を休むのはもってのほか!という悲しい環境におられる方は、友人が北海道で結婚式を挙げる、両親に旅行をプレゼントするなどの理由をでっち上げて、5日間休暇を取るということを広めておきます。
無職の方も、家族に了承を取っておきましょう。

 まず、飛行機と札幌市内のビジネスホテルをおさえましょう。
ビジネス向けの飛行機と宿がセットになったパックを探す方が良いでしょう。
決して温泉泊などの観光ツアーを選んではいけません。
また、予約だけは、早めに済ましておくことに越したことはありません。
万一のことがあっても、抽選結果が出てすぐなら、キャンセル料はかからないでしょう。

 3人のファン仲間で申込みする場合、3日間それぞれ違う代表者で3席で申込みます。4人組の場合は4席です。
第2希望や、4人組の場合の残り1人分の申込み権利は、他でチャレンジしてみましょう。

 同行者は、全て未入会者として名前を記します。
あわよくば、3公演連続北海道嵐三昧を狙うために、ここだけはジャニーさんの言い付けを守らずに、未入会の身分になります。
会員番号には、どこかの1公演で当たった人は他の公演には外れるようなフィルターが設定されていると想像しますが、同姓同名などの場合もありえる名前までは設定されていないと読んでいます。
 同行者の名前の記載はあくまでも転売屋対策の一環で、デジタルチケットの導入により、代表者の本人確認は確実になりますので、あまり神経質にならなくても良いような気がします。
それでも同名であることが他の抽選へ影響するかも知れない! というところまでも心配される方は、身分証明書を貸し借りするというのはルール違反なのでおすすめしたくない方法ですが、万全を期すために、知り合いの名前を使われるのも致し方ありません。

 どの日も第1希望で申し込んで3倍以下の競争率なら、3公演のうち1日は当たる確率、札幌は第2希望やどこでも可の方が行かれているのを良く聞きますし、前話の考察からも、最低でも1公演は確保出来るのではと期待しています。
抽選結果によっては、日程を短縮出来るかも知れませんが、せっかく北海道まで行くのですから、当たらなかった日は、観光に当てられてはいかがでしょう。
札幌近郊にも、有数の観光名所がありますし、小樽まで足を伸ばしてもいいかも知れません。

 木曜日に札幌に入って、金曜日は、朝からグッズを購入します。せっかく北海道まで来たのですから、札幌公演限定グッズを手に入れましょう。

 あとは、北海道3公演、3日連続嵐三昧を願うだけです。

北海道の次に人気の無いのは福岡ドーム、その中でも金曜日だと思われます。
九州7県で約1300万人、ファンクラブ会員は約17万人、福岡も3公演で1ドーム5万として約15万席。中国地方の西側も福岡は守備範囲ですから、北海道よりは確率はかなり悪くなりますが、それでも東京、大阪、名古屋に比べれば雲泥の差、北海道嵐三昧同様の手法が通用する可能性が少しは残されている公演場所だと考えます。


 最後までお付き合いくださってありがとうございました。
コレを読んでいただいた方が、今回のツアーで必ずや嵐に逢うことができますように、心からお祈りいたしております。


注…この攻略法は、嵐のコンサートチケット入手を確実に保障するものではありません。
あくまでも一つの読み物として、お楽しみください。



⭐⭐⭐


 カクヨムに載せるときは、スゴイのが書けた!と興奮してましたが、久しぶりに読み返してみますと、評価が全くなかったのが、わかるような気もします。


 それにしても、嵐ってスゴイですね。

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