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キャラ弁は必要か?タコさんウィンナーの魔力

4歳娘のお弁当日。いつも娘のリクエストは「タコさんウィンナー」である。今日は、タコさんウィンナーのお話。

キャラ弁は、創れない

長男はすでに小学1年生だから少しは楽になったけど、去年までは二人とも二か所別々の保育園に通っていた。お弁当日も当然違う。私自身も、Adobe製品やサーバー代にお小遣いを使うためにお弁当で節約をしていた。

時間的に、キャラ弁を作る余裕はない。正確に言えば、それに時間を割くくらいならせめて私自身の、好きなことをする時間に充てたい。

これは贅沢だろうか。いや、違う。

朝4時や5時に起きて、メイクも済ませ、ドラム式洗濯機で乾燥し終わっている大量の洗濯物を畳み。。手帳と向き合い、時にはイラレ、ときには note と触れ合いつつもあっという間に子供たちを起こす時間。つかの間の小一時間、それをキャラ弁に使って・・・どうなるというのだ

タコさんウィンナーだけは別格

だがしかし。タコさんウィンナーだけは別格である。なぜか彼らだけは、頑張って作れる。私自身の思い入れもあるんだろうか。母もよく作ってくれた。なんとなく、いつも入っていないのに入っているだけでウキウキする不思議な存在である

茶色シリーズでありながら、少しの切込みと黒ゴマがあればあら不思議、フライパンで大変身するあの素朴なフォルムがたまらない。大量に詰め合わせたときなんて、つぶらな瞳をどうしてくれよう。大人になってもつい、ウキウキしたくなる風貌である。

戦わない選択

ある時、担任の先生からは「お弁当、渋いですね」とびっくりされたことがある。当時娘は3歳だったかな。本人の大好物を詰め合わせたら、こんなラインナップになった。

・きゅうりの糠漬け(一応自家製)
・生ニンジンのみそマヨディップ(みそ:マヨ=1:1でディップは完成)
・スイートコーン(缶詰)
・ハムとチーズを巻いたもの(またはタコさんウィンナー)
・わかめおにぎり

色どりはちゃんと、赤緑黄とカラフルにしてある。おいしそうである。月一程度なので、だいたい定番も決まっているのだがお察しの通り、カラフルではあるが超和風のお弁当である。

余り物のミートボールを入れることもあるし、ハンバーグなこともあるが、共通するのは「キャラ弁を作ったことがない」である。

思い込みかもしれない

次はあれ作って、これ作って、の戦いに私はまぎれたくはないし、何かの見えない意地の張り合いも嫌な私。そう思って、実はキャラ弁を創ろうと思ったことは一度もなかった。今振り返ると、子供からリクエストをもらったこともなかった

我が子はいつも「おいしかったよ!」「全部食べちゃった!」「またタコさんウィンナー食べたい!」と言って、そうして今度はたくあんを所望したりするのである。

キャラ弁は、好きなご家庭では作ればいいと思うし、それが楽しみな子供たちもいるのだろう。だけど、あのステマというか、何なんだろう。いつか作らないといけない日があるのかなと思っていた。でも、違った。我が家は我が家でいいんだ、と今では自信をもって思える

まとめ

こんなnoteを書いていたら、いつかそれがフラグになってキャラ弁作って!と言われそうな気もしますが。その時は「自分で作ってみたら」と提案しても面白そうだな。と書きながら思ってみたり。

ともあれ、無理に作らなくてもいいし、作ってもいいのです。あくまで一つの選択肢。どうしてもかわいくしたかったら・・・タコさんウィンナーの魔力をちょっと借りてもいいかもね。

写真は今日の私のお弁当。ちょこん。

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