見出し画像

めざせアンディ・マレー #8 術後2日から退院まで

術後2日めからシャワー浴開始

手術翌日からシャワー浴ができるようになります。自分で身体を洗い清潔を保ちます。入院中の持ち物の中にボディーブラシも用意するよう記載がありました。ここでようやく登場です。なるほど、介護用の椅子に座り上半身は普通にボディタオルで洗えますが、足先にはボディーブラシが必要なのがわかります。もうひとつ。シャワーを浴びる際にはナースコールで看護師さんを呼び履いているストッキングを脱がせてもらいます。シャワー後も同様ナースコールしストッキングを履かせてもらいます。このストッキング問題ちょっと煩わしいですが看護師さんには献身的に対応いただけて助かりました。

術後2日めからフットポンプが終日から1日4時間に

もうひとつのしがらみからの開放にフットポンプが1日4時間へと短くなります。フットポンプがあると座ったり立ったり歩いたりができないので(実際にはできるのですが、フットポンプを外すのも看護師さんにお願いしないとできない)開放されると気分が晴れます。

リハビリ 杖歩行

まだまだ歩行と呼ぶには程遠い感じですね。

内出血と腫れ

退院までの間ずっと、腫れがひどくなるばかりなので湿布薬をいただき貼っていました。そして氷枕をあてて冷やしていました。脚にかなりの熱を常時持っている感じでした。この腫れは1ヶ月程度続くと聞いていますので、しばらくは腫れと張りとの戦いが続くのだと思います。

リハビリは軽く

リハビリは一日一度リハビリ室に歩いていってPTさんに見てもらいます。基本的には脚をケアしてもらったり、お尻の筋肉をとにかく使えるようにすることを主眼に置いて行われました。よくあるブリッジもお尻を上げることよりもお尻の穴をギュッと締めることを意識させられました。
杖を術後2日から杖をついて歩けましたし、杖をついて階段の登り降りもできたのでリハビリは終始臀筋、臀筋、臀筋。

退院

退院は手術から5日後でした。術後5日は私が見聞きする中でも一番早いと思います。入院前に聞かされたときは正直びっくりしました。普通は10日とか2週間が普通だと思います。私だけが特別ではなく、一緒に入院した方たちも同じ日に退院。ある意味確立された信頼できる方法に基づいているのだと思います。因みに海外では手術後2日か3日目に退院するのが一般的だそうです。理由は医療費が高く日本ほど安く保険医療が受けられるわけではないことと、患者さんが退院してからのお世話は地域の在宅看護制度が充実してリハビリや生活支援の期間を病院で過ごす必要はないということからのようです。
とはいえ私の退院時は杖でなんとかよちよち歩行ができる、階段も一段ずつ両足を揃えて登り降りする感じでした。病院から病院近くの駅までタクシーで行き、電車で自宅最寄り駅まで、そして自宅まではタクシーで帰ってきました。無事帰れてよかったです。朝夕のラッシュ時の混雑があったら絶対帰れなかったと思います。

こうして自宅での生活を再開するわけですが、最初の1週間は椅子の位置、ソファーの低さ、便座の低さ(私の身長が188cmあるので)などなど結構気を使うことがあるもんですね。
予め買っておいた補高便座は今でも使用していますがマジックハンドやソックスエイドは最初の3日ぐらいお試しで使っていましたが、正直不要かなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?