ロゴ、デザインを統一する理由

ブランドを表現するロゴやデザイン(ブランド要素といいます)で他と区別する・・・とありますが2つ意味があります。

1つは顧客に思いだしてもらう(再生)率を高める

企業の目的は顧客にニーズが沸いた時に思い出してもらい、購入してもらうことです。
率を高めるためには自社を表現するロゴやデザインを統一して、露出する量を多くしたほうが思い出してもらう率は高まります。

例えば町でビールの写真に赤色で速達生と書いてあるトラックを見かける。この前お店で飲んだら美味しかった。また飲みたいな・・・と記憶する。

そんな人がある時、たまには同僚と飲みに行かないと話が盛り上がる、美味しいビールがいいよね、どこにする?美味しいビール・・・あれあれ、速達生だよ!と再生されて購買に繋がるというわけです。

2つ目はロゴ、デザインは商品の価値や思いを含んでいる、シンボルとしてインターナルブランディング(社内ブランディング)としてもよい効果があります。
とくにタグラインは企業の想いが詰まっています。
有名なのは、東京ディズニーランド 「ようこそ!夢と魔法の王国へ」

人柄のブランド、いわゆるパーソナルブランドは売り物ではなく、深まるもの、信頼になります。ハトちゃんの人に対してこうありたいという在り方が、親切という行動になる。
そこに生まれるのはハトちゃんへの信頼や尊敬になります。

企業もこうゆう意味では同じ事で、自社の在り方が商品やサービスになる。
あそこの商品はいいというのは信頼。
信頼があるから、他の商品も買ってみようとなる。
商売なのでお金との価値交換とはなりますが、在り方がなければサービスの質が深まっていかないと私は感じています。

これは私の感想ですが、中小企業の場合は経営者の仕事への価値観がそのまま影響するように感じます。




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