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現代アートにおいてインスタグラムが絶対的基幹インフラSNSである理由

久しぶりの記事になります。(公募情報はコンスタントにメンバー専用掲示板にアップしてます。皆さんチェックしてますよね?)

さて表題の件。

スレッズに書くにはちょっともったいないかなと思ったのでメンバー専用記事に書きますね。

インスタグラムが画像系SNSで(オタク画像系の覇者Pixivとツイッター/Xを除くと)圧倒的な位置にいることはもういまさら説明する必要も無いです。

ということはファインアートとしてのビジュアルアートのクリエイターにとってもここを外す手は無い。

これもまた、今さら私に言われなくても理屈ではおわかりになるはずです。

この論点に限って言えば、「だからあなたが本当にファインアートの作家としてキャリアアップしたいなら、もっとインスタの運営に注力しなさい」ということになるのですが・・・。すぐに消えちゃうストーリーズにしか自分の活動をアップしない人がフルタイムのプロフェッショナル現代アート作家を目指しているというのは、何に例えたら良いのかなこれ。

なんだろう。

コンピュータサイエンスをやりたいけど数学は勉強しないとか。

翻訳家になりたいけど英語の勉強をしないとか。

そういうレベルで不思議な行動に見えます。クライアントさんでもない作家さんには、いちいち言ったりしないですけど。クライアントさんにはちゃんと説明して、ちゃんと行動変容まで見届けました。

だって、ブルーチップギャラリーにスカウトされた人とか、CVがやたら充実してて美術館で個展とか普通にやってる人の方が、そのはるか手前にいるEmergingの人たちよりインスタの更新頻度も画像の仕上がりも上なんですよ。

わかります。

わかっちゃいるけど、ついつい手が回らない。だから後回しにしちゃう。そうなんですよね。それそれ。

はい、それで、それだから、あなたのキャリアは停滞しているんですよ。それだけが理由じゃないけど。

現代アートに限らずマーケティングにショートカットもミラクルもまさかの奥の手もありません。定石、王道、基本を手抜きせずに丁寧に丁寧に丁寧に積み上げていくしかない。それが出来ない人は積み上がらないからキャリアが上がらない。

と私は思います。

ラッキーな例外を持ち出してきて反論してくれなくて良いですよ。基本を手抜きせずにやるのも、めんどくさがってやらないのもあなたの選択。Your life, your career. It's not mine. 私は様々なベストプラクティスを観察して、確率的にこれが最もアーティストとしての生存性を高めるだろうと判断した内容を書いてますが、信じるも信じないも自由。こんなことで死んだりしないから。気軽に。ね。他の仕事すれば良いだけなんで(冷たい)。

さて。

本題。

こっからは有料ゾーン。

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