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「ゲリラ雷雨防衛隊」初期メンバーです。

今日、最高気温が37℃に達したという話をしながら、荻窪高校の先生と「こんなに暑くなったのっていつ頃からでしたっけ」という話になり、長年のウェザーニュースユーザの私としては「ここ20年くらいですかね」と答えました。

「ゲリラ雷雨とかもね、ひどいですよね」と問われ、「はい、あれは2008年にウェザーニュースが『ゲリラ雷雨防衛隊』というのを携帯サイトで募集して流行語になったのがキッカケです」と語り始めてしまいました。

「当初、『ゲリラ』という言葉に抵抗があった地上波各局はいろんな言い換えをしていたのですが、今では普通に使われるようになりましたね」

「……加藤さん、なんでそんなに天気に詳しいんですか?」と聞かれたのですが、それは劇団のプロデューサーをやっていたからです、と答えると話が長くなりそうだったのでお茶を濁しました。

1999年でしたか、新大久保駅と高田馬場駅の中間にあるグローブ座で公演を行った際、その終演直前の時間帯に、僕の記憶では初めての「ゲリラ雷雨」に遭遇したのです。

突然の、しかもあまりにもすごい降雨。お客さんのほとんどは傘を持ってきていないということが想像されたため、制作スタッフがびしょ濡れで走って近所のコンビニやスーパーに傘を買いに行き、何十本かを確保しました。しかし、それで足りるものではありません。

豪雨が止むまで劇場の中で過ごしていただくことになりました。

それが、僕が気象、というか天気に興味を持ったキッカケでした。

サンシャイン劇場で上演している分には、サンシャインシティ内で傘を買えるのでお客さんは呆然としないわけですが、俳優座劇場とか、シンプルに外と繋がっている劇場では本当に困ります。

そして2008年頃、「ウェザーニュースがゲリラ雷雨防衛隊(各地域で怪しい雲を目撃したら写メして投稿する)を募集しているらしい」というニュースを聞いて、まだiPhoneを買う前だった(出たばかりだったので)ためにFOMA(ガラケー)から有料で入会し、防衛隊に参加しました。おそらく最古参。

1970年代頃で言えば「にわか雨」と呼ばれていた、地域が限定された豪雨。それの凶悪版がゲリラ雷雨です。

感覚的に午後から夕方来るものと思っていたのですが、今年は夜間に来ますね。
近々その原因はウェザーニュースで紹介されることと思います。

お、今日のゲリラ雷雨はもう早くも東に移動した模様です。

ウェザーニュースの雨雲レーダー、強力ですのでぜひご利用ください。

あ、写真は、何年か前に届いたご褒美です。
今はもう配布してないかも。

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