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売上のつくり方
虫を見たら一目散に逃げるアルバイトさんをみるとその虫を捕まえて、その子を追いかけたくなる厨二病な33歳加藤です。
#心はいつも少年
#もはやセクハラ
#33歳になってしまいました
以前も少しお話ししたんですが、先日まで働いていたコーヒー屋さんの売上が年末ごろから調子が良くなっていきました。
僕がなぜそんな風に思うかっていうと、オープンからずっと売上を追っていたからで、オープン景気後はマジで全然売上がなかったんです。
日によっては1万ちょっとしかいかない時もあって、人件費の方がかかってる日なんてザラにありました。
そこから手を替え品を替え、ここまで売上が返ってきた次第です。
この紆余曲折の中で、試飲会の月1開催や定期的な新メニューの発信、モーニングタイムの常設など外面的なアプローチもたくさんやってきましたが
僕はそれ以外にもあると思っています。
一時期、秋の終わり頃から僕とちーさんの2人を主軸にしてプラス1人か2人でシフトを回していた時期が3月ごろまで少しロングであったんです。
僕的にはここら辺から売上が安定してきた感覚があって
その理由としては
いつ行っても同じ人がいる安心感
があったのではないかなと思っています。
いつきても同じ人がいて、同じものが出てくる
この安心感が常連のお客様を増やしたのではないだろうかと考えていて
常に一定のクオリティを担保することでそこにお客様がつき
その高くなった土台に春フェスティバルや観光シーズンの到来により
新規のお客様が上乗せされ、今の売上につながっていると感じます。
僕らお店側がまずしなければいけないのは
目の前のお客様を常連にさせることだと思うんです。
そしてそれが売上として返ってくるのは半年後、1年後と
少し長いスパンが必要であるということ
お客様を店につかせるというよりは、はじめはそこで働いている人につかせるイメージの方が強いかもしれません。
その後でそのお店につかせる(商品を好きになってもらう)
というのがひとつのパターンなのではないかと思っています。
売上が落ちていた時から、返ってきた過程を見てきて
あ、こうやって売上って作るんだなーと実感しました。
ここには卓越したテクニックなんてものは必要としていなくて
また、ここにしかないものがあるわけではありません。
僕が冒頭から繰り返し使っている言葉通り、”返ってくる”ものだと解釈しています。
返報性の原理とはまさにこのことで
自分達がお客様にしてあげられた分が後になって返ってきてるだけの話で
これまで何もできていなかったとしたら、いまだに時間を持て余していたお店になっていたと思います。
まだこの業界に入って3年足らずですが
何かを掴めたような気がした3年でもあります。
まだまだこれからですね。
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