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覚悟のうえ

この季節に耳たぶの裏を蚊に刺されるという失態を犯した加藤です。
#季節外れ
#蚊の執念
#耳裏は聞こえん

「苦労は覚悟の上です。」
「覚悟はできています。」
という言葉はよく聞かれ、相手に対しても求めがちで、僕自身も言ってきた言葉だし、人に聞いてきたことです。

公務員を辞め、飲食業界で働いている今思うと、その意味は少し違うのではないかなと思い始めてきました。

人は自分が経験してきた以上のことは想像できない

と誰かが言っていて、まさにその通りだと思っています。
これから大きな一歩を踏み出す人にとっての覚悟とは
自分の経験した中での覚悟であって、未知の世界への覚悟などできるわけないんです。
だって、やったことがないから
でも我々が求めているのってその未知の世界でやっていけるのかどうかを聞いてますよね?

だから「覚悟はできている」というのは間違っているし
自分がやったこともないのに「覚悟はあるのか?」なんて聞くのも違う気がします。

例えば「死を覚悟した」なんていう話はまさにで
死んだこともないのに覚悟できるわけないじゃんって思います。

僕自身、飲食業界に入るとき”覚悟を決めた”つもりでした。
でもその時に心に決めた気持ち以上に辛いこともたくさんあって
あの時の覚悟など今の自分からしたら鼻で笑うレベルです。
#鼻水まででそうです

やったことがないことをしてるわけですから、毎日スーツを着て1日中デスクにいた自分がこんなことを想像できるわけないんです。

経験者に話を聞いてみるのは一つの方法かもしれませんが、聞いたところで
都合よくそれをできる自分しか想像しないと思うので注意してください。
逆にそれを聞いて気持ちが萎えるようだと長続きしないと思うので、とっととやめた方がいいかもしれません。
#元も子もない

結局必要なのは根性なのではないかと思っています。
負けない気持ち、諦めない気持ちがあるかどうかは何かを始める際に確認しておく必要があるのではないでしょうか

安西先生が言うように諦めたらそこで試合終了です。
つまり諦めなければ試合はずっと続きます。
それができるかどうかだと僕は思っています。

絶対負けない。

その気持ちがあるだけでだいぶ違います。
なぜなら負けないように努力するからです。
諦めたらその後にできたこともできなくなりますし、何よりもできた可能性を残して終わってしまいます。

それが一番よくないです。
やったのにやりきれてないことは自分の手の中に何も残らないわけですから、それこそ時間の無駄です。

自分でこじ開けたチャンスなんですから
その手綱を絶対離さない気持ちを大事に
精一杯歯を食いしばればなんだってできます。


この世界にはやったやつにしかわからないことがいっぱいあります。


その世界はきっとおもしろいです。

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