そうだと思いたいのは痛いほどわかる

東京にこ慣れた感を出して、Googleマップを開かずに目黒区役所に向かい、目黒駅に涼しい顔して降り立った加藤です。
#ちょっと自信ありました
#最寄駅は中目黒
#30分歩きました
#ちょうど歩きたい気分でした
#くそぅ

人の考えることは、本当に都合のいいもので、自分にとっていい方向に持っていきがちです。
これは時にはいいことではありますが、時には危険でもあるなあと思っています。

例えば、自分の機嫌を取ることに関して言えば、かなりいい効果をもたらします。自分はこれをすれば機嫌が良くなる。これを食べると調子がいい。なんていう思い込みはすごく大事です。
それで自分の気分が上がるのであれば、安いもんです。
どんどん思い込んだ方がいいと思います。

一方で、
今のポジションに慣れて居心地の良さに甘え、このままのほうがいいかもしれない
今の状況に不満を抱え、自分には別の場所があっている
というような思い込みは注意が必要です。

小学生の時、ソフトボール部に所属していました。
その頃、みきや君とどちらがピッチャーをやるかでポジション争いをしていたんですが、ちょうどやんわりといじめを受けていた時でもありました。
カースト的にみきや君の方が上。
僕は完全に弱気になっていました。

僕はピッチャー候補ではありましたが、キャッチャー候補でもあり、練習するごとにキャッチャーでも”悪くないな”と思い始めていました。

「先生、僕キャッチャーの方が”向いてるかも”」

そういうと、先生は笑いながらこう言いました。

「何を弱気な、笑」

あの時先生からそう言われて、ドキッとしたことを未だに覚えています。
僕の頭の中はこれ以上いじめがひどくならないようにすることでいっぱいで、自分の技術力とか、どうやったら強くなれるかとか全然考えていませんでした。
完全に先生には見透かされていたんだと思います。

自分にとって不快であることを避けるために、自分にとって都合のいいように思い込むことは、結構頻繁に起こっていることだと思います。
それは大きなことから無意識のところまで様々です。

僕もそういう思い込みを何回もしてきたので、そう思いたい気持ちは痛いほど良くわかります。
その時にどうすればいいかというと、

やり切ったかどうか

を確認することです。そう思い込む時って大抵今やってることが中途半端なことが多いです。
だからこそ改めて、ちゃんとやり切ったのかを自分に問う必要があると思っています。


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