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辛かった話をしようか

どっかの動物園で同い年のゴリラに会った時用に
「え!?あの時生き別れた双子?」っていう一撃必殺のギャグを未だ懐で温めている加藤です。
#どうよ
#この切れ味

7月なのにこの猛暑、うんざりですよね
そんな最中、ワイズさんには猛スピードで内装工事をやってもらっていて
オーナーの岡本さんには買い出しに付き合ってもらって、しかも車も出していただいて
相変わらず自分って何にも役に立ってないなと思いながら
暑さには抗わないといけないので、ガリガリ君を食べる日々です。

そんな僕は皆さんのテンションを少しばかり上げることしかできそうもないので本日もnoteを書いています。

新店舗の立ち上げをするのが今回3回目で3年連続です。過去2回の立ち上げはどちらも思い出せば、ゲボしてしまいそうなくらいしんどいものでした。

1回目は福岡でパスタ屋をオープンした時。
これが生まれて初めての立ち上げです。みんなから立ち上げはしんどいって聞いてたけど、やっぱ自分でやってみないとわかんないなっていうのが本音で
経験不問の社内公募があった時、真っ先に手を挙げました。
#ここからが本当の地獄

経験不問といいつつ会社に所属してから1年を経過していた頃で、立ち上げの中心的なメンバーの位置付けになっていました。
その当時、会社でも福岡2店舗同時オープンだったこともあり、パスタ屋の方は社員が2人スタートでもう1人の相方は現地採用の方。
自ずと自分が先陣を切らなければなりませんでした。

食材の調達、器材の準備、オペレーション構築、アルバイトの育成・シフト管理
試作、取材対応…etc
少し前まで県の総務・経理をしていた奴がなせる業ではありませんでした。

もう何ができて何ができていないのか
ゴールがなんなのかさえわからない毎日で
終電は全然間に合わないし、2時間以上かけて歩いて帰って
3時に寝て8時に起きて現場に向かう日々を過ごしていました。

毎日忙しくて、毎日怒られて、毎日不安で
立ち上げの洗礼を思いっきり浴びた初戦でした。


2回目は青森でコーヒー屋をオープンした時。
なかなか現地入りが出来ず、入れたのがオープン8日前で
資材の搬入、試作、設備導入、アルバイト育成
シフト配備は常に1人か多くて2人しかもらえなくて

”時間がない”の一言に尽きました。

2回目で改めて人を動かすっていうのが1番難しいと思って
あれやって欲しいなとか、それよりこっち先に手つけてほしいなって思うことが
多々あってそれをうまく伝えられたらいいんですけど
うまく喋れないし、伝わらないしで
オープン前って本当はロールプレイングって言って本番を想定した練習に1番時間かけなきゃいけないのに1回も出来なくて
プレ前日はマジで絶望しかありませんでした。

何回やっても完璧には準備できないと諸先輩方からは言われていて
2回目の時点でそうなんだろうなと悟りました。
最低限やらなきゃいけないことに重きを置きつつ、自分1人ではできないことに時間を割くべきだなと学びました。
そして、ある程度のパワープレイも必要だし


何よりもっとアホになるべきだなと思っています。



大学生の頃に先輩から「もっと自分を出していかなきゃだめだよ」って言われたのを今でも覚えていて
#あれは千畳敷でBBQをしたとき
#なおさんに言われました
#元気かな

僕は特にそうなんですけど、常にブレーキをかけがちで、後先を考えてしまうタイプなんです。

このリミッターを外す方法も福岡時代に学んだんですけど
#その話はまた今度
これからそれを意図的に外していく時なんだなって覚悟してます。

もしかしたら皆さんが思ってた僕のイメージと違ってくるかもしれません。
まあそれはそれで感じ方は人それぞれなので仕方ないですが
それくらい僕も自分の人生に必死なので
応援してくれる人が1人でもいてくれたら心が救われます。



皆さんイタリア仕込みとか有名レストラン出身とかお好きでしょうけど
こちとら青森生まれ青森育ち、公務員仕込みの飲食経験浅はかなど素人物語チャンネルです。

8月、ねぶたのように荒れ狂う加藤をどうぞお楽しみください。


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