落ちどころは作れるのか
「すいません、今新社会人の方々にブライダルについてアンケート取ってまして...」
と下北沢で声をかけられましたが、社会人8年生で意外にも既婚5年生の僕にはフレッシュな回答はどうやっても絞り出せないと思い、渋々お断りしてしまった加藤です。
#久しぶりに若く見られた
#30歳秋
#フレッシュレモンになりたい世代
ルフィでも負ける戦があるように
アンパンマンでも一度顔が濡れて力が出なくなるように
物語には一度落ちどころが訪れます。
そこから主人公がどうやって復活し、逆転劇を繰り広げるのか
一度落としてあげるやつです。
そこに視聴者は感情移入し、応援や期待という形で主人公を見守ります。
これが最初から最後まで順風満帆だったら、途中で飽きてしまうんです。
完全なる勝ちゲーほどつまらないものはありません。
勝つか負けるか分からないからおもしろいんです。
落ちどころがある場合とそうじゃない場合では最後に残る応援者の数が全然違ってきます。
でも「落ちどころ」を作るって難しいと思うんです。
偶然そうなってしまうものであって、わざとやるものではないから
しかも僕的には落ちどころのような感覚がイマイチピンとこなくて、地に膝と手をついて「もう無理だぁ...」なんてなったことないし、(そもそも膝の直床痛いし)失敗しても、じゃあ次これをしなきゃいいんだな。よしやろう!みたいな感じで、速攻で切り替えちゃうし。
側から見たら飄々としてるように見えてしまっていると思います。
#スーパーポジティブ
#寝れば解決する説
実は一度だけ偶然ではありましたが、うまくハマった(落ちてからの復活)時があって、僕の時代は大学入試が前期と後期があって、一度落ちたとしてももう一度チャンスがありました。
高校3年生の加藤くんは、前期で試験の終了時間を間違えて、半分白紙で終わり、落ちてしまったんです。
あの時は本当に人生が終わったかと思いました。
その日の加藤家のどんよりとした空気はすごくて、ドーハの悲劇ばりでした。
#世代じゃないから使い方がわからない
そこから後期試験の日ギリギリまで勉強して、迎えた後期の合格発表の時、パソコンをスクロールして自分の番号があった時の喜びたるや半端なかったです。
嬉しくて飛び跳ねることがあるんだなと思いましたし、家族の安堵と喜びの姿が今でも忘れられません。
落ちれば落ちるほど、振り幅が大きければ大きいほど、そこからの成功は共感を集めます。
これを作り出すにはどうしたらいいのか
進学校に進み、国立大学を卒業し、県の職員になり、結婚もしている男性が突如として、仕事を辞めました。
彼は地元に戻らず、家族から離れ東京に向かいました。
側から見たら、悪手中の悪手ですよね
キチガイにもほどがあります。
でも、ちゃんと狙ってやってます。
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