外国人6%超えの町

静岡県菊川市は外国人の数が、全住民の6%を超え、県下1位です。背景として、自動車関係の製造業が多いことがありますが、最近では農業等の産業でも採用が進み、この比率はさらに増加しています。でも、何か問題が起こってますか?というと、マクロ的には東海地域で最も住みやすい町1位になっており、平和に一緒に暮らしています。さらに、日本人の成り手がいない消防団にも入ってくれたりと、嬉しいニュースも。

もちろん、子供たちは学校で別教室を用意しなければならなかったり、保護者に連絡が行き届かなかったり、学校や行政の受付には通訳を置き、細かいサポートが必要になります。日系ブラジル人から始まった受け入れは20年以上になり、受け入れ企業もノウハウが蓄積し、行政も同様に対応できるようになってきています。同じく外国人が多い磐田市では、信金が子供たちをサポートする活動をし、共生への道を切り開きました。

このようにノウハウがある地域があります。なんだかんだ言っている関係者は一度、外国人比率の高い地域を訪問してみてはどうでしょうか?

基本的に悪い人が来ているわけではない。日本側の企業の受け入れ態勢がしっかりしていること、地域の住民が穏やかに受け入れられる体制が鍵のようです。


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