熱量

人の数だけ、人生にかける温度が違う
それを人は「熱量」と呼ぶ。

高過ぎるから良いとか
低過ぎるからどうだとか
そんなことは本当は無くって

だけどこの時代
成功とか
幸福とか
「熱量」の競い合い

いいねの数
フォロワーの数こそが人生の全てかのように
評価し
評価され
疲弊している。

SNSの中が
生きる世界の全てになったかのように
一喜一憂する毎日

ねえ、本当に
その中にしかあなたの価値はないの?

熱量高く
成功を記し
幸福を語り
それだけが、「正解」なの?

そばにいる人との些細な会話
窓から入ってくる優しい風
適当に作ったけど案外美味しかった、見た目の悪いごはん

ねえ、そんなことに
「価値」はないというの?

SNS映えしない
あなただけのしあわせ

それこそが
あなただけの特別。

そんな些細なことに
ひとつ
ふたつ
気付けるようになっていく

写真を撮るよりも
心に刻むことに
本当の価値があることが解っていく

玄関を開けたら、地面に咲いていた小さな花
「ちゃんと食べてる?」って家族からのメッセージ
コーヒーを美味しく淹れられたこと

あなたには
あなたの求める熱量がある。

あなたの温度で生きたらいい。
それは、絶対、必ず、特別だ。
特別な人生だ。

SNSを開かない1日だって
必ず「価値」はある。

探そう。
あなただけのしあわせ。

探そう。
あなたのままの、熱量で。

素敵な夜を。

TSUKI PRODUCTION🌕
Haruka.k

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