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ジムに通ってみた

2022年に開始したことの一つに「ジム通い」がある。「ジムは続かないよ」「ランニングなら外でもできるし、筋トレなら自宅でもできるよ」と周りの人の声に躊躇すること数年、ついに、2022年の夏の終わりにジムに入会した。
それから4か月。

運動しようかどうしようか悩んでいる人の背中を押す予定はない。
「4か月継続できた」理由になりそうなことを書いてみる。

私のスペック

「ジムでランニング始めた」というと、「昔から走るのが得意?」と聞かれることがある。

小学生時代のマラソン大会は、1学年約50人のうち10番台前半。上位3分の1にギリギリ入るくらいだった。
高校生時代の体育の授業では、河川敷5km走を30分くらいかけて完走した。
20代前半はスキーをやっていたが、斜面で滑落しかしていない。夏練はほとんど参加しなかった。ランニングは応援に徹し、インラインスケートはきれいに止まれない。
スキー引退後は、青信号が点滅しはじめたときに小走りするくらい。
そんな感じ。

走るのが特別に苦手というわけではないが、日常的に走ることは皆無。
最近は、自宅で仕事をしているため、歩くのも最低限。

ジムのよかったこと

室内の温度管理がされている

夏、室内が涼しいので、ランニング後にその場で涼んで休憩することができる。
冬、室内が暖かいので、体を温める時間をつくらなくてもすぐに運動が始められる。
室内でも熱中症になることがあるので油断はできない。それでも、夏は涼しく、冬は暖かい室内。雨風にさらされることがない。

ジムまで行くことができる気候であれば、「暑いから」「寒いから」「雨だから」と、今日ランニングするかを悩むことはない。

大会への出場予定はないから、灼熱や極寒を想定した練習はいらないような気がする。

「もうちょっとだけ」がんばれる

周回コースをつくった場合、もうちょっとだけ走りたいけれど、あと1周は無理かも、ということがある。
ランニングマシーンで走ると、「あと500mだけ」「あと3分だけ」といった、「もうちょっとだけ」続けることができる。

「もうちょっとだけ」の繰り返しは、けっこうな成長になる。

「ランニングマシーンで走っていると、実際の地面ではうまく走れない」ということを聞く。実践の予定はないから、気にしない。

少ない荷物でランニングできる

ランニング中に汗拭きたいし、水飲みたくなるかもしれないし、何かあったときのためにスマホは持っていたほうがよいし、自宅の鍵は身につけておかないと。暑さ寒さに対応できる服装がよいし、途中で雨降るかもしれないし…。
全部を満たすためにはけっこうな荷物になってしまう。
スタート地点やゴール地点で預けたらいいじゃないとも思うが、必要なときに使えるように手元にほしい。
荷物増えがち。心配性あるある。

ジムでは、ロッカーを使えばすぐに取り出せるので安心。

私は、ジム滞在時間は1回1時間以内と決めている。
タンブラーだけ持って行けばウォーターサーバーから水を汲めるし、自宅近くのジムに通っていてシャワーを使わないので、タオルも最低限しかもっていかない。

おわりに

久しぶりに運動をしたら、最初は自分のできない具合にびっくりした。
それでも4か月続けていたら、ランニングが少しずつ長く・速くできるようになって、小さな達成感が楽しい。

ダイエット目的ではなかったが、少しずつ体系が変わってきた。
着席するのがNG状態だったサイズ感がギリギリのスキニーパンツをはいて出かけられるようになった。
食事するのがNG状態だったスカートを「サイズがきついから」という理由ではなく、「今の自分の生活スタイルに合わないから」という理由で躊躇なく手放すことができた。
足先の冷えが軽減し、筋肉がついたことで脚のだるさが少なくなったような気がする。

ジムでランニングすることは、私にとって、いいことづくめだった。

2023年も自分のペースで走り続けたい。