アイドリングストップ機構はコスト面でも操作性でもキャンセルが正解?
信号待ちでエンジンが自動的に停まり、アクセルを吹かすと自動的にエンジンがかかり、スタートするアイドリングストップ機構。
停車状態でエンジンを停止させることで、排気ガスの排出を発生させず、燃費向上につながるアイドリングストップ機構は2010年代以降、爆発的に普及しているが、一方で2020年2月に発売されたトヨタヤリスをはじめ、ヤリスクロス、カローラ、RAV4などのトヨタ車の一部に装備されないという流れも出てきた。
なぜアイドリングストップ機構を装備されないのか、トヨタの見解は、「非装備されない車種はTNGAエンジンを採用しており、アイドリングストップ機構がなくても充分競合性があるため採用していない」とのことだった。
そもそもアイドリングストップ車用の12Vバッテリーは寿命が短いうえに値段が高いといわれている。元を取るのが難しく、燃費やCO2をなるべく出さないほうがいいのか、バッテリー交換のサイクルが短いためバッテリーの消費を増やすほうがいいのか、モータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。
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