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宇多田ヒカルという人🐻

そうだ。これはまさに周年祭🎉

[20代はイケイケ]
[30代はほどほど。]


という配信イベントを20歳&30歳のお誕生日に開催していた宇多田ヒカルさん。

今年の1月19日に40歳のお誕生日を迎え、配信イベント[40代はいろいろ]を開催されておりました🎉

宇多田さんは20年以上前から今でもずっと聞き続けている、そしてCDも発売する度に買い続けている、私にとってはとても稀なアーティストです。

私が思う宇多田ヒカルさんの凄い所は、いつも自分を俯瞰している所と、“人間が感じる根本的な感情はみんな一緒で、だから私の歌も沢山の方が聴いてくれるんだと思う。”といつも仰っている所だと思っています。地位、名誉、富、全て持っている宇多田さんがたどり着いた境地がそこってことは本当にきっとそうなんだろうと思っちゃいます。

そして毎回配信の度にQ&Aをして下さり、とても腑に落ちる言葉をファンの質問に対して返答してくれます。宇多田さんは膨大な本を日本語と英語で読んでいるようで、そうしたインプットから生まれるアウトプットはもはや哲学者みたいだなとよく感じます。そして今回はインプットの大切さにも言及されていたのがとても印象的でした。

なかなか上手く自分の思いを他者に伝えられない。アドバイスをお願いしたい。という問いに対して

“まず、なんで思いを伝えるのが下手って思っちゃうの??それってとっても損だと思うの。普段読書とかどのぐらいしてますか?本でも音楽でも映画でも、沢山上質なものをインプットしてそこから自分がどう感じたかを整理していく過程ってとても大切で、そういうものがあって初めてアウトプットも出来るようになるんだと思うの。で、でも伝えたいって思いを持っているだけだと、それは相手に理解してもらいたいって言う自分のエゴになってしまうから、相手がどう受け止めるかというようなことを毎回想像して私は言葉をチョイスしてものを作っている。自分が理解できていないことは相手にも伝わらないので、歌詞を書くときは自分にわかりやすく書いている。”

と言うような事を仰っていたり

海外のファン方の英語での質問で、”親の七光り(縁故主義)的なことが最近ハリウッドでよく問題では?と議題にあがっていますが、ヒカルさんはどう思いますか?”という質問があり、それには

“確かに生まれた家の環境が才能やチャンスの可能性を高める事はあると思うけど、それは芸能のお仕事以外でも同じで、私は家業がそれで私はそれを継承した。みたいな感じに思っているんだよね。だからそれが必ずしも悪とは思っていないよ。勿論お金やコネクションで大学の合格通知を買うとか犯罪的なものはダメだと思うけど。”

と仰っていて、今まで私はそういう風にとらえた事がなかった視点だったので、なるほど!とうなりました。ファミリービジネスかー!と。ここは英語の質問だったのですが時間がなくて日本語通訳がなかったのちょっと残念でした!それ以外のとこは日英通訳されていたので。日本の方にも伝わって欲しかったな~。

そして今回のスペシャルゲストはなんと二人!吉高由里子さんと佐藤健さんでした。

宇多田さんが、ゆりこちゃーん!たけるくーん!と呼びかけるのも、吉高さんが宇多田さんをひーちゃん呼びしたり、佐藤健さんが吉高さんのことをゆりこ!と呼んでいたのがみんな仲良しなんだな~とほっこりしました。

そして雑談の中で、“こういう仕事してるけど、やっぱりずっとみんなに見られて生活するのって疲れるのよ~。”とポロっと仰っていたり、“急にカラオケで自分の持ち曲を歌わされるのは準備運動なしでバク転するのと同じだから。笑 自分で作った歌だけど歌うの難しいよ!”などなど本音も話して下さってました。そういう所が大好きです!

最後にはお誕生日記念にファンへ3曲歌のプレセントまで!宇多田さんのお誕生日なのに、みんにギフトを届けてくれました。そしてめちゃくちゃ良い音のLIVE配信でした🔥

これが無料配信って本当にすごいです!

でも、そこがまた宇多田さんらしいし、風君とか他の私が好きな歌手の方達に共通している所でもあるのですが、自分の才能を出し惜しみしない所が本当に素晴らしいなと毎回思います。勿論ビジネスとして稼がなければ回っていかないので、ファンクラブとか有料配信を否定するわけではないです。ただ同時にやっぱり音楽とか芸術って沢山の人に平等に接する機会があって欲しいなともよく感じているので、こういう方々が日本にもいて下さるのがとても嬉しいです。

最後に、最近一番ぐっときた言葉は何ですか?と言う質問に対して

“最近友人からもらった本の最初のページに
nothing will fit if we assume a place for itって言葉があって、深いなー!良い言葉だなーと記憶に残ってる!“

と仰ってました。
意訳としては、欠けている場所にはまる物を探そうとしてもそれはみつからないよ!ピースのほうから探さないとね!って事だと思います。くぅーー!深い。かっこいいですね!

今書いている内容は、LIVE配信を1度観ただけの記憶なので、細かい箇所、記憶が間違っていたらごめんなさい。アーカイブが配信が始まったら私もまたしっかり記憶の答え合わせをしたいと思います。笑

歌唱曲の中では私は40代のFirst Loveが1番グッときました。音は原曲キーより下げて歌っていたと思いますが、アレンジも良かったし、キーを下げて歌っているからこその円熟味みたいなものが伝わってきて、やっぱり宇多田ヒカルって天才だ!と皆さん努力があっての才能だと思っているのであんまり言わないようにしてるのですが、やっぱり天才だ!っと言わざるを得ないです。最高でした♥️

1stアルバムが大ヒットした時点で、彼女は一生生活に困らない富をすでに手にしていて、正直もう新しい音楽を作らなくても良い状況でしょう。それなのに新しい音楽を届け続けて下さること、そしてその新曲達のクオリティーが毎回前作を超えてくること、ファンは感謝でいっぱいです📣

これからも、50代、60代、70代…
宇多田さんが楽しく健やかに創作活動を続けてくださりますように💛

いつかコンサートへも行ってみたいです🔥

ずっと応援していきます♥️

Happy Birthday!!!!

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