’22年1月版|コロナ禍のオランダ渡航準備
こんにちは
この記事では近く海外へ渡航する必要がある方向けに、実際に私が海外渡航に向けて準備したものや、その途中で得た情報を書いています!
家族・友人が渡航する際の参考や、自分が何年か後に「あんなこともあったな」と振り返りがメインですが、同じような状況で情報を必要とされている方にとって役立てばいいなと思います。
今回記載する内容は一個人の経験のまとめです。あまり信用しすぎず軽くお読みいただけますと幸いです。
最終的には政府ホームページなど公式情報をご自身でご確認ください。
この記事を参考に準備したのに入国できなかったなどのトラブルが発生しても一切責任は負えませんことをご了承ください。
1,渡航した国、時期等について
・出発国 :日本
・渡航先 :オランダ
・渡航時期:2022年1月
・目的 :駐在帯同
・接種状況:2回接種済
まず、今回の記事をまとめる経緯を簡単に書きます。
こんなご時世ですが、家族の駐在が決まったため今回の準備を行うことになりました。
日が経つにつれコロナの感染状況とともに入国条件や必要書類などの変更があり翻弄されたある種の思い出をまとめがてら、同じ状況下の方の参考になればと思います。
海外への引っ越しとなるとただでさえそれなりの準備がいる中で、+コロナ関連の準備が追加され、経験者もまわりにいなかったので日々ニュースや政府ホームページを見てはいつレギュレーションが変わるかと戦々恐々でした。。。。
2,オランダの入国条件について
基本的に、情報はすべて在オランダ日本大使館のHP(https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_corona_faq2.html)から得られると思います。
頻繁に内容が更新されるようなので、渡航直前は毎日確認していました。
わたしが渡航した時点では日本はハイリスク国とされており、EUの入国制限の対象となっていました。
ただ、制限免除となる条件がいくつかありその中の ”fully vaccinated(※)”に該当したため入国可能でした。
(※ワクチン接種については接種後一定期間経過していること、最後に接種してから270日以内など条件があります。条件が追加になる場合もあるようなので、随時情報収集されてください。
EU外からの入国に関する情報はこちらから確認しました。
⇒https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/visiting-the-netherlands-from-abroad/checklist-entry/from-outside-the-eu)
3,渡航用書類一覧
ここまでの内容を踏まえて用意したものは下記4種類です。
①自治体が発行するワクチン接種証明書
②ワクチン接種に関する申告書
③健康申告書
④搭乗便の出発時刻48時間前以降のPCR検査における陰性証明書
一つずつ簡単に説明していきます。
①自治体が発行するワクチン接種証明書
居住している自治体に郵送で接種券コピー・パスポート・申請書を送
り、発行してもらいました。送付物・送り先・受取方法などそれぞれ
の自治体で異なると思います。
わたしの場合は返送されるまでかなりスピーディでしたが、時間には
余裕を持って調べられるのがよいと思います。
(公務員の友人曰く、普段は別の業務をしている人もコロナ関連業務
の応援をしている状況でなかなか忙しそうです、、、、。)
②ワクチン接種に関する申告書
こちらからダウンロードして印刷し、記入の上携帯していました。
⇒https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/documents/publications/2021/07/01/vaccine-declaration-covid-19
あと、念のためデジタル庁発行の「新型コロナワクチン接種証明書ア
プリ」もインストールしておきました。このアプリはマイナンバーが
必要なので、すでに持っていらっしゃる方のみにはなりますが、、。
③健康申告書
こちらからダウンロードして印刷し、記入の上携帯していました。
⇒https://www.government.nl/documents/publications/2021/07/20/covid-19-and-flying-health-declaration-form
サイトには携帯電話・タブレットで表示しても問題ないと書いていま
すが、不安なので紙で準備しました。
④ワクチン接種に関する申告書
これが一番の不安の種でした、、、、。
搭乗便の出発48時間前以降の検査結果が必要なのでこればっかりは前
もって準備しておくことができず、、、、、事前に準備を徹底したい
タイプのわたしにとってはかなりのストレスの原因でした。
また、家族が勤務する会社の同じ駐在員の方の利用実績のあるクリニ
ックを使ったのですがそこが予約制ではなく受付順での対応であった
ため、無事に証明書を入手できるのかが陰性であるかどうかよりも不
安でした。
結果として無事に陰性・証明書も入手でき、やっとひと段落でした。
ここでの教訓は、
渡航日やフライトを自由に決められるなら週始め・終わりは避ける!
です。
わたしは搭乗予定のフライトが月曜日午前中だったため、土曜日の昼
前後には検査をする必要がありました。
この場合、検査~証明書発行まで当日中に対応してくれるクリニック
であれば問題ないですが、例えば、検査結果・証明書発行は検査日の
翌営業日だと土曜日検査しても、日曜休診の病院であれば発行が月曜
日になってしまいフライトに間に合わないという事態が発生します。
わたしの場合、フライト減便により搭乗便が欠航になったため、本来
予定していた土曜日のフライトを月曜日に安易に変更したことがそも
そもの間違いなのですが、気づいたときには血の気が引きました(笑)
もちろんこれは病院の休診日によりますが小さいところなどは日曜休
診や時短診察になるところが多いのではと思います。
事前に検査を受ける予定の病院を調べて予定を組まれることをおすす
めします、、、。
とはいえ!!空港でも検査後最短3時間以降の証明書発行が可能なよ
うなので焦る必要はないです!
⇒https://kanku.tomohirokai.or.jp/
(関西国際空港PCR検査クリニック)
また、経産省のTeCOTというサイトから登録医療機関を地域・検査方
法・土日診療有無など条件をつけて検索できたり、その検索結果から
時間予約もできるのでこちらを早めに確認しておけば余裕を持って準
備が進められると思います!
⇒https://www.tecot.go.jp/rmii/
実際にTeCOTを通して、当初から行く予定のクリニックとは別にもう
一件検査予約を入れていましたが、結局一件目で無事取得できること
が分かったあと、もう一件の予約をキャンセルしました。
このときも携帯からサイトを通してキャンセル手続きできましたの
で、TeCOTはおすすめです。
4,出入国の際の書類提示
3,渡航用書類一覧 の書類の提示についてです。
まず出国の際ですが、わたしの場合は航空会社のチェックインカウンターにて書類一式を提示しました。書類は回収されることはなく、確認のみで返却されました。このあといつでも取り出せるように携帯していましたが、渡航先の入国審査まで確認されることはなかったです。
(…という記憶ですが、もしかしたら搭乗口で接種証明を提示したかもしれないです、、、。なくさないように気を付けつつ、取り出しやすいところに入れておくのがよいかもしれません。)
そして、次に提示したのが入国審査です。海外渡航経験も少なくはないのですが、何度目でも独特の空気感に緊張してしまいます。
ここでは、まずパスポートと一緒に接種証明を出しました。そして、定番の受け答え(渡航目的、期間など)をしました。が、ここでやはり若干ひっかかってしまいました、、、。
ただ、コロナ関連ではなく滞在許可に関して!!!
わたしはビザを事前に入手しておらず(調べたところ、長期滞在ビザは現地取得となっていたように思うのですが、、、、、、)その代わりビザ発行はすでに認められていて入国後取得できるという入国管理局からの文書(蘭語)を提示したのですが、かなり熟読されました。実際のところ1分くらいだったと思いますが、オープンしている2つのレーンのうち1つはEU圏内パスポート所持者用ということもあり、割とサクサク進んでいたので、体感は長かったです(泣)
結果的に審査官が納得したのかよくわかりませんでしたが、一応入国でき今に至ります。。。。
と、つらつら書きましたが
結論、
入国審査ではコロナ関連書類よりも滞在許可の方が厳しかった
です!
5,最後に
こうして、無事に入国できもう3週間が経とうとしています。
自分を棚に上げるわけではないのですが、とにかくこのタイミングでイレギュラーな事態に対応されているすべての人おつかれさまです。。。。
誰もが初めての経験である上に、いろいろな決まりがあり、自分のコンディションを整える必要もあり、かなり神経を使いました。
いい経験だったと口では簡単に言えますができればもう同じことはやりたくないな、、、、と思います。
実際に経験してから少し時間が経ってしまいましたが、文章としてまとめられてよかったです!
もしお読みいただいた方がいらっしゃいましたら、稚拙な文章にお時間いただきありがとうございました!
引き続き、いろいろチャレンジしているのでアップしていきます!
よろしくお願いします!!
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