見出し画像

新基礎学力到達度テスト対策について~令和3年4月高3基礎学力到達度テストにおける数学・英語の出題形式の変更

1、令和3年4月基礎学力到達度テスト変更点

令和3年4月高3基礎学力到達度テストでは、出題形式の変更があり、日大付属生の多くがショックを受けたと聞いてます。

変更点の第1として、数学・英語において、マーク式だけでなく、記述式の出題がされたことが挙げられます。
今後、記述式出題が増えるかどうか微妙なところですが、記述式は採点が煩雑なので出題数が大幅に増えることはないと考えます。
ただ、記述式の配点は高くなる可能性は十分に考えられるので、対策を十分にする必要があります。

第2に、例年に比べ、過去問では見られなかった出題が散見されるという点が挙げられます。
詳細については下に記載しますが、声を大にして言いたいことは、
「従来のように過去問を繰り返すだけでは、内部進学が難しくなった」
ということです。

近年、私立大学の入学定員厳格化の影響もあり、日本大学の人気が高まってきたことから、一般入試はもとより、日大付属生の内部進学も難しくしようという大学側の意向が働いているものと解されます。

以上を踏まえ、令和3年9月の基礎学力到達度テスト対策について、わたくしが考えるところをお話しさせていただきます。

ここから先は

2,431字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?