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株価暴落と円高のダブルパンチに備えよ!注目の業界トップ3

このコーナーはVIPメンバーシップ者様専用です。中長期で面白いテーマを見つけ、そこから優良な株と思われる銘柄をピックアップし、分析した結果を複数公開します。



【概要】

株価暴落
株式市場で短期間に株価が大幅に下落する現象のことを言う。投資家の売りが急増し、需要と供給のバランスが崩れることで発生する。

日経平均の下落幅
僅か約2週間で約42420円⇒約37670円まで日経平均は下げました。約4750円も下がったことになります。11%で以上の下げになりました。サポートラインのレジスタンスゾーンも割っている。

日経225
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【暴落の要因】

5種類に分類できる

経済指標の悪化
経済成長の減速や高い失業率、インフレ率の上昇などが投資家の不安を引き起こし、売りが急増するパターン

企業の業績不振
大手企業の業績が予想を下回ったり、倒産のリスクが高まり株価全体が下落するパターン

金融政策の変更
中央銀行の利上げや金融緩和の終了が市場にネガティブな影響を与え起きるパターン

地政学的リスク
戦争、テロ、政治的不安定などの国際的な事件が株価に悪影響を及ぼすパターン

市場のバブル崩壊
過剰な投機により株価が異常に高騰した後、現実的な価値に戻る過程で急激な下落が発生するパターン

今回のパターン

①米国市場の影響
冴えない決算や、ソフトランディングによる期待買いが強かった銘柄、特に半導体(SOX指数)やエヌビディアやGAFAMなどのハイテク銘柄が下落したため、それが日本市場にも影響した

トランプラリーが巻き起こした「トランプラリー」で上昇した株価の調整がみられた

②為替市場の影響
為替介入や米利下げ期待から急速な円高でドル安が進行し、これが輸出企業の業績に対する懸念を引き起こし、特に時価総額の多い輸出企業で海外売上高比率が高い企業が売られたことによるもの

③日本の追加利上げについての懸念
日本の与党政治家から「金融政策の早期正常化」発言が相次ぎ、日銀の利上げ実施への思惑が強まりました。これにより、日米金利差の縮小を見越した投機筋が円売りポジションを巻き戻し、さらに円高が進んだ。

海外投資家は不透明感を嫌がるため、外国人投資家が現物や先物で大規模な売り越しを行ったため、市場全体に売り圧力が強まったと推測する

【暴落時に強い銘柄】

そんな中、この暴落時も強かったセクターの銘柄を紹介します。

3位 紙パルプ
紙やパルプ(紙の原料)を製造する産業分野を指します。このセクターは製造業の一部であり、新聞、書籍、包装材料、衛生用紙など、さまざまな紙製品を供給する

ほぼ影響を受けていないw無風?

紙パルプセクター

紙パルプ
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大王製紙

大王製紙
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王子製紙

王子製紙
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2位 食料品
農業、漁業、食品加工、流通など、食料の生産から消費までの一連のプロセスを含む産業分野を指します。このセクターは人々の生活に欠かせない食料を供給する重要な役割を果たす

食料品

食料品
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味の素

味の素
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日清食品

 日清食日
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1位医薬品
人々の健康を守り、病気の予防や治療を目的とした医薬品の研究、開発、製造、販売を行う産業分野です。このセクターは、革新的な治療法や薬品の提供により、生活の質を向上させる役割を果す

医薬品

医薬品
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中外製薬

中外製薬
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大塚ホールディング

大塚ホールディング
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【まとめ】

このセクターの共通点は全て、内需および輸入企業が多い点です。そう、為替の影響が少ないんです。むしろ円高によって仕入れが安くなるので恩恵を受ける企業まであります。今回の場合、円高急加速による暴落ですから、このようなセクターにはむしろ都合が良いわけです。

【総括】

内需関連セクター

内需関連セクターは、主に国内市場に依存しており、輸出による収益にあまり頼っていないため、円高の影響を受けにくいか、むしろ恩恵を受けることがある

小売業
理由: 多くの商品を国内で販売しており、輸出に依存していない。また、円高により輸入コストが下がることで、仕入れコストの削減が期待できる。
具体例: イオン、セブン&アイ・ホールディングスなど。

サービス業
理由: サービス業は物理的な製品を輸出することが少なく、主に国内市場で収益を上げているため、円高の影響を受けにくい。
具体例: リクルートホールディングス(人材サービス)、ソフトバンクグループ(通信サービス)。

食品業界
理由: 食品業界は主に国内での消費を対象としており、輸入原材料のコストが円高によって下がることで利益を得やすい。
具体例: 明治ホールディングス、味の素など。

医薬品セクター

理由: 医薬品セクターは輸入する原材料や医薬品の仕入れコストが円高によって下がるため、利益率が向上する可能性がある。
具体例: 武田薬品工業、大塚製薬など。

輸入に依存するセクター

輸入する原材料や商品が多いセクターは、円高によって輸入コストが下がるため、利益を得やすいです。

エネルギーセクター
理由: 石油や天然ガスなどのエネルギー資源を海外から輸入するため、円高によってこれらのコストが下がり、収益性が向上する。
具体例: JXTGホールディングス、出光興産など。

素材セクター
理由: 鉄鋼、化学品などの原材料を輸入することで、円高によって仕入れコストが削減される。
具体例: 新日鐵住金、三菱化学など。

一言
円高に強いセクターは、主に国内市場に依存している内需関連セクターや、輸入コストが下がることで利益を得やすい輸入依存セクターが挙げられます。これから日米金利差が少なろうとしている今、ポートフォリオの再編を見直す機会が訪れているのではないでしょうか

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