【第11巻】利益の考え方!井村俊哉の手法公開!?
■主な内容
利益から企業の業績を先読みする方法
■概要
利益とは企業の収益のことですが、利益といってもいろいろあります。今回はその中でも特に大切な利益のお話です。
■公式
粗利益
粗利とは、売上高から売上原価を引いたものを言う。別名で売上総利益とも呼ばれています。
粗利の計算式
売上高-売上原価=粗利
販売費とは
会社の営業活動に支出した費用のうち、商品の販売に関連して発生した費用
例)
従業員の給与や宣伝広告費、発送費や配達費、保管費などが該当
一般管理費とは
会社の一般管理業務に必要な全ての経費、収益を得るために使われる経費
例)
人件費や家賃、水道光熱費、交際費など
営業利益の計算式
粗利-販売費一般管理費 = 営業利益
■粗利のココを見る
売上高に対する粗利の割合を見る
これを粗利率と言いこれを見ることでより、足元の事業の良し悪しを直接的に見ることができる。
計算式
粗利 ÷ 売上高 × 100 = 粗利率(%)
理由
足元の商品やサービス価格などが大きく変動している場合、その影響が業績にどの程度影響してくるのかを予測できる。営業利益率では本質がわからない。
■補足 販管費率を見る
販管費÷ 売上高 × 100 = 販管費率(%)
理由
こちらで何のコストが増減しているのかを明らかにする。売上に対して原価コストはプラスに推移しているのか鈍化しているか、また、売り上げのみが上昇しているのか?これを判断することができれば、方向性が見えてくる。
■具体的なやりかた
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