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写真日記 東京の東側|両国 壁面画トリックアート

東京都墨田区両国の駅近く、JR 総武線の沿いの壁面に大きな(長い)絵(トリックアート)が描かれています。

個人的には、とっても面白いと思っています。が、あまり話題にはならないので、この場でご紹介をば。

両国駅東口、全長 250 メートルのトリックアート

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壁面画、両国駅側の始まり。看板がジャマですね~

ココから、清澄通り(都営大江戸線両国駅)方面に向かって、約 250 メートルの壁面画(トリックアート)が描かれています。

壁面の上は、JR 総武線が走っています。

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歩いている人を写真に入れられると、トリックアートのいい感じがよく出ます。

沢山の風船と一緒に歩いているようにも見える。

壁は、岩を積んだように見せかけて・・・。

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以前は、この絵の前あたりは駐輪場だった記憶があります。駐輪用の機械も撤去され。

その分、道が広くなり歩きやすくなりました。

この通りは、JR 総武線の両国駅と都営大江戸線の両国駅を結ぶ通り。

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微妙な怖さがある、隠れた名作

この絵を評して、「微妙な怖さがある。隠れた名作だと思っている」と語るかたがいます。

言いえて妙、だなと。

しかし、絵のタッチは柔らかく、優しく。かつての下町の風情が感じられる絵。あくまでも、町の風景に馴染むように。

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なのですが、「微妙な怖さ」ってわかっていただけますか?

総武線のガード下をくぐるために角を曲がると、一人佇む女性。

昭和 30 ~ 40 年代のマンガ(怖い系)に通じるものがある気がします。

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ヤッパリ、人が写りこむと写真にも味が出ますね。少し画面が暗いのは、ここ、思いっきり日陰なんです。

女性が、色とりどりの風船を飛ばしながら歩いているよう。

スミマセン、勝手に被写体にしてしまいました。

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ここを通る人たちは、みなさん見慣れているのでしょうね。

立ち止まって絵を見る人は、ほとんどいません。足早に通り過ぎる人たちばかり。

写真を撮る人も見かけない。

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壁面の上が、JR 総武線の線路。

画面左側がJR両国駅方面。右へ行くと清澄通りにぶつかり、都営大江戸線の両国駅があります。

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ここまで来ると、トリックアートも終点です。

お疲れさまでした。

両国トリックアートへの行きかた

JR 総武線の両国駅東口を出たら左折。

50~60 メートルほど歩くとたどり着きます。

道が二手に別れた場所が、壁面画の始まりです。

最初は、絵が分からないかもしれません。

そのまま道なりに進んでもらうと、左側の壁面に絵が描かれていることがわかります。

トリックアートを楽しんだあとは、両国界隈を散策してみてください。

この辺りは、多くの史跡や観光スポットがあります。

食べもの屋さんもたくさんあるので、楽しんでいただけると思います。


墨田区両国といえば、葛飾北斎のDNAが生き残っている町。

こういう、町中のアートも自然に受け入れられる土壌があるのでしょうね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

墨田区は、両国以外にも面白いスポットがたくさんあります。

いろいろと紹介していきますので、ご期待くださいませ。

#note勉強会1117

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