サロンの経営はむずかしい?

そもそも『サロン専売商品』に魅力を感じず、自分で商品開発や販売をしているのですが、その中でも『ダイエット商品』の添加物や人工甘味料が気になり、無添加のダイエットスムージを作っています。

エステサロンで痩身マッサージやダイエット指導をするにしても、このようにカロリー計算がしやすい商品はお客さまへの指導もしやすく、何より顧客単価が上がり、サロンの売り上げもアップするので、探している方も多いのではないかと、九州全域のサロンさんにDMを出した事がありました。

3年程前に一度案内をお出しした事があったのですが、翌年また同じサロンさんに送ったのですが、宛先不明で返ってきた件数が多い事にショックを受けました。

コロナ禍で頑張ってきたサロンさんが、耐え切れずこんなに辞めてしまったのだと実感しました。

なぜ『エステサロンの経営がむずかしい』かと言いますと、

シンプルに『髪は伸びたら切らなきゃいけない』ですし、

爪もジェルは『オフしなきゃいけない』から、どうせ行くならばキレイにして貰いたいと思うものだと思います。

マツエクも一度始めると『まつ毛が伸びて』くるので整えなくてはいけないのと、お手入れをしなきゃ見た目が悪くなります。

ですがエステは『絶対行かなきゃいけない』事はないのです。
ですから厳しいのです。

よく見聞きするのが、例えば『ストーン』ですとか『魅力的な商材』、『最新マシン』などの魅力に惹かれて開業すると言う事。

コレがダメだとは言いませんが、その魅力的な商材やマシンは、その方はとても魅力を感じたのかもしれませんが、その魅力をそのままお客さまに伝えられる会話のテクニックがあるか?
その魅力をお客さまに実感していただけてるか?という難しさがあります。

そしてこのような『サービス業』は、例え腕が良かろうと、使っている商材が良かろうと、結局は『人』にお客さまは付くのです。
そして経営者になると、指導してくれる人がいなくなるので、自分を振り返る事が少なくなる傾向にあります。
それが『独りよがり』なサロン作りに繋がっているのではないかと私は思います。

今やサロンの数に負けないくらいの『サロンコンサルタント』があるように思いますが、それだけ経営に悩んでいる方が多いのでしょう。

私のもとにも経営でお悩みの方が相談にいらっしゃいますが、正直『プライドが高く、人の意見が聞き入れられない』方が多く、直ぐに上手くいく『ツール』や『テクニック』を教えて欲しいだけの方に多く出会います。

そもそも経営に関して実践的に習った訳ではなく、色んな壁にぶつかりながら経験してきた事でしょうし、顧客も『ゼロ』ではないので、今更1から学び直す勇気が持てないのも分かるのです。

でも、改善点を洗い直し、今のやり方を手放す事で、何度だって立て直すチャンスはあると私は思います。



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