日々の自分チェックのために・「優越感」

相手を「かわいそう」と思った段階で、対等な人間関係は結べないと思います。「あなたのためにしている」と思った場合も同じです。

鴻上尚史のほがらか人生相談

本にもなっていて現在も続いている鴻上さんの人生相談。
たまに読んでいます。
今日、たまたま4年前くらいの記事【「友人に絶交されました…」 鴻上尚史が指摘する原因“無意識の優越感”とは】を目にして
私もいつも気をつけたいと思っていて、でもやっぱり無意識にしてしまっている優越感について書かれていたので

自分のために

記事にしておきます。

鴻上さんご自分が留学されていた時に
ある人に優しくしてもらったけれど、「人間として見下されるとはこういうことか」という経験があった例を出されました。
その時、「あきらかに「かわいそう」と見下されている相手からでも、話しかけられると嬉しいという」「予想もつかない感覚」を味わったそうです。

そして、すぐに、日本で例えば、道に迷っている目の不自由な人に「どうしました?」と話しかける時、僕には無意識の優越感がなかったのかと考えました。
お年寄りに話しかける時、ハンディキャップを持った人に話しかける時、対等な関係ではなく、「あなたを守りますよ」という無意識に見下す意識がなかったのかと。

鴻上尚史のほがらか人生相談

「あなたを守りますよ」=見下している???
ってなると思うけれど、すいません、うまく説明できないけれど
私もそういう時、自分が上から意識になっていないだろうかという事が
ずーーーっとずーーーーーーっと気になっていて、そしてやっぱりそれはそうなんだろうなと思うのです。ほんと、うまく説明できないけれど。

「私にはそんな優越感なんてない」と思っていますか? 確かに、意識的な優越感はないと思います。
でも、「かわいそう。何かしてあげたい」と思うことは、とても気をつけないと相手を無意識に見下すことになるのです。

鴻上尚史のほがらか人生相談

これはそれこそ肉親や友達に対してもそうなっている可能性があるととても思うのです。
だから、その人の環境や状況に対して「かわいそう」レッテルを貼ることに
敏感にならなきゃいけないなと思ったりします。
(じゃあ助けない方がいいのかとかすぐにそういう事を言う人がいるけれどそういうレベルのじゃないです)

この件に関してはあーだこーだ説明できないけれど、
鴻上さんの言葉に私は全面同意なのです。
だから私は自分のチェックのために記事を書きました。

ここから先は

0字
赤裸々な告白とかではありません。

齢50を過ぎた女が自分の愚かさと間違いとまあいっかをつぶやく日記

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?