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自己紹介・趣味など

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自分の特性の話や、読んだ本の感想などを書く予定、でも未定。
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#小山田圭吾

映画日記:アフター・ヤン

 普段は映画の感想はfilmarksに書いているけれど、今回は長くなり整理にも時間がかかりそうで、中途保存したり修正ができるこちらに書こうと思う。とりとめなくなりそうな予感。  この映画は、音楽にリリィ・シュシュの「グライド」を使うセンスに惹かれたのと、坂本龍一さんの曲もあること、一番はストーリーに興味が惹かれたので見に行った。経済的制約があり、基本的に1カ月にそんなに映画館では見られない。今月は、これを最優先映画に決めた。  たぶん、SFというジャンルだけで捉えると、映

私の音楽遍歴(Cornelius沼にはまる前)

 いつものことで、うまいタイトルが思いつかない。誰も興味ないテーマだろうが、無駄は人生の潤いとなり得るのだ。音楽マニアでなく良い耳もセンスもない、でも少し偏った私の音楽の聴き方に、良ければお付き合いください。  子どもの頃は、平凡に家族の好きな曲から聴き始めた。両親は古い歌謡曲やフォークにシャンソン、映画音楽にクラシック、姉達はニューミュージックやアイドルが好きだった。小学生の頃、母の鼻歌で歌う中から気に入った曲の歌詞を聞き書きしたりした。覚えているのは「ペチカ」「浜辺の歌

コーネリアスの音楽について

 音楽の知識もセンスもないのだが、去年の夏に久しぶりにコーネリアスを聴き始めて、一気に作品を摂取したことで色々感じることがあったので、それを書いて整理しようと思う。にわかファンの知ったかぶり的な感想になって申し訳ないが、フリッパーズ・ギター時代からの変遷を辿りつつ考えてみる。(コンピやリミックスや「デザインあ」にまで触れだすと長くなるし、そこら辺はもう少し知識がないとうまく書けない気がするので、省略します。)  私が最初にフリッパーズを聴いたのは、高校が別になった幼馴染の家