デザイナーとオペレーターの違い
予想に反した雑貨の会社での出来事
雑貨制作会社に入社して
雑貨が作れるんだ♡とウキウキしたのに。
入って見ると、印刷会社にいたことでチラシや小物の包装の印刷物
ばかり作ることに。
「あれ、、なんか思い描いてた事と
違うことになってしまってる」
と思ったころには、ボリュームがある飲食店の
印刷物の仕事が会社に入ってきてしまい、私が担当に任命されたのでした。
担当になったからにはやるしかない。
しかし、一人でやるには大変すぎる。
そこで、社長と話して、お1人バイトで来てもらうことになりました。
入ってもらった方は私より年上、印刷会社にいた経験も私より上。
教えてもらいたいことがいっぱいだな。
と思っていたのだけど、話してみたら私の中の当たり前が当たり前ではなかったのです。
作りたいものはない
「こんなチラシを作りたいのでラフ作って下さい。」
とお願いしたら、戸惑わられて。
「指示を明確にだしてもらいたい。デザインを入れ込むだけの状態のフォーマットをください。」
一瞬戸惑った。
何度も彼女の言葉を反芻して、確かめて。
デザインを作るのはできない。と。
デザインがあらたか出来上がったフォーマットに
文字を打ち換えたり、写真の補正、
色は印刷用になっているか。
確認して出稿用原稿を作る。
それが自分の仕事だし、やりたいことだと話されていました。
バイトで時間が限られていることも影響していたのかもしれない。
だけど、こうもはっきりと言われたことがなかったので
ビックリしてしまいました。
そうか、作りたい=デザインしたい
だけじゃないんだ。
デザインされたものに情報を与えて、印刷物デザインにする仕事がしたいんだ。
デザイナーとオペレーターの違い
PCのアプリケーション操作でデータを作って納品する。
それは、とっても大切なこと。
自分はオペレーターだから、デザインはできない。
とおっしゃっていたのでした。
印刷会社で働いていた経験がある=デザインできるしたい人
ってくくってしまっていたのだけれど、
会社によって色々で作業は細分化されていたのでしょう。
仕事をする上で、どこまで自分はしたいのか。
自分は出来るのか。
を伝えることは大切だと彼女に教えてもらったのでした。
後日、その納品の山を越えた後、
社長にデザインできるから、やってみな!!
と猛烈に励まされて彼女は、デザインしてくれるように
なりました。
納期に追われて、早く作らねばに、私は頭がいってたけど
こうやって励まして、成長を見守る。
いや、言い方悪くすると押し付ける(笑)
嫌われるかもしれないけれど成長には役に立ちますもんね。
良いも悪いもないなぁと思ったのでした。
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