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日英両言語でポエムを詠む会

Hallo Leute! ぷんくとです。

わたしのnoteでは、日本語と、英語のそれぞれで様々なトピックに関して、短い文章を書いています。翻訳の解説なども記しているので、英語の勉強に活かしていただけたら、と思っています。
音声はstand.fmで、日英両言語で配信しているので、よかったらお耳を傾けていただければ、リスニング練習になるのでは...と思います。

今日は、音声ブログ、stand.fmでの企画、#常務のポエムを読む会 に参加をし、まこ常務(さん)の詩を私なりに翻訳、独唱してみました❗️

今回は、#48、2021年、3月23日の放送回になります。それではどうぞ!

日本語

(前半30秒)

微かな香り
眠りに着く前に感じた
わずかに残る感触と
手の中にある思い出

何者なのかもわからない。
本当は知っているのかもしれない。

わたしはそこにいたはず。
薄れていく光。

誰かに届けたいではなく。
あなたに届いて欲しい。

夢という名の走り書き

英語

(後半30秒)

The scent
I felt before falling asleep.
The touch
slightly remained and
the memory
I still have in my hands

It’s unknown who that is.
Or it might already be known.

I must have been there.
The thinning light.

Not to anybody
But to You
I want this to be reached

A scribble by the name of Dream. 


ちょっと解説。

いかがでしたか?
英語の詩について、しっかりと学んだことはないので、自己流となってしまいましたが、なるべく聴きやすく、韻を意識して書きました。
ここからは、いつものように翻訳のポイントを書いていきます。今日は3点だけ。

1.

微かな香り                        眠りに着く前に感じた
わずかに残る感触と        手の中にある思い出
The scent          I felt before falling asleep.
The touch         slightly remained and
the memory       I still have in my hands

今日のほぇぇ

 英語の詩では、Rhyming (押韻), Alliteration (頭韻), Assonance (類韻), そしてRepetition (反復) など、韻や同じ言葉の繰り返しがよく利用される傾向にあります。
 翻訳した詩で韻を踏むのは至難の技… ということで、単語中心となっているこのパート、香り、感触、そして思い出を中心に英訳をしました。

 The + 名詞 + 文章 という形に揃えることでリズム感を持たせました。

2.

何者なのかもわからない。     本当は知っているのかもしれない。
It’s unknown who that is.       Or it might already be known.

Unknown, knownで押韻を意識。
このパート、日本語の面白い部分が出ていて、何者なのか…の問いかけが自分に対してなのか、他人に対してなのか、それが明らかになっていません。 

 想像の余地を持たせたい時は、”it”という主語と、受動態 (be + 過去分詞)を使うことができます。” It’s unknown….”

2.

夢という名の走り書き
A scribble by the name of Dream.

という名の… → by the name of…


終わりに。

 詩が読める人ってすごい!と思います。豊かな感性、シンボリズムやメッセージ性などに隠された思考。
 でも今回を通して、もっとすごい!と思ったのは、それを正確に読み取り、さらには別の言語でも聞きやすいような、詩の形に仕上げる翻訳者だと感じました。

私も頑張ってみましたが、やっぱり詩の翻訳って、すごく難しいですね💦


*ちなみに、この詩を読んでくださったまこ常務のチャンネルはこちらです⤵︎

中国語講座や、様々なコラボなどをしている、面白いチャンネルです。よければこちらもお聴きください。

以上、ぷんくとでした。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
Auf wiedersehen!

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