1月の「かたりのヴぁ」、こんなこと話したよ。

1月7日 テーマ:「迷ってばっかり」
ファシリテーター:高林幸寛(favorite books L)
場所:たけし文化センター

高林さんの柔和で真摯な姿勢を感じる語り口で、どんな時に迷うのか、迷ったときはどうするのかをじっくり思い出しながら始まりました。

旅行先のプランを決めるなど、楽しい悩みもある。命に関わることだったり、その後の人生が決まるなど、重要度が高いことほど迷うことが多いと感じる一方で、転職などを直感に従って決めることもあったり、迷ったらとにかく「決める」、決めてから考えるという選択肢を選ぶ事もあったりなど、「すぐ決める」に至るにも、思考の積み重ねがあるようだった。

迷うと悩みの違いについても意見交換がありました。悩みの方が深く考える、凄く考えるけど、迷いとは違うという意見が多かったように思います。

ファスト思考も話題に上がる。映画を早送りで観たり、YouTubeで解説付きのまとめを観たりすることが流行ることについて。皆、忙しい、知識や情報はなるべく手っ取り早く得ようとするのはよく分かる。私も最近YouTubeは切り抜きや要約したショート動画ばかり観ている。知識や情報はファストで得られても、「知恵」や「経験」はそうはいかない。今回の参加者も、周囲の人達もファストとスローを自然に使い分けているようだ。

・答えがないようなことがいっぱいある。それは経験値で判断しているような気がする。
・仕事辞める時の判断、それは判断基準になるような経験や条件、出来事の積み重ねだった。

何かを決断する際の「判断基準=経験値」という指針が出た一方で、「経験があると余計に迷うこともある。」という意見や、「感情が判断基準になることがある。」という意見も出た。
直感や感情の出所はどこだろう?経験値や条件(性格や境遇など)と言う意見が出たけれど、それだけだろうか?

「迷い」には「選択」がついて回る。選択の難しさ、マッチングアプリは自分の代わりに選択してくれるけど、それが本当に良い選択なのかは分からない。良い選択かどうかも人によって判断が分かれることだけど。

高林さんは言う、「若い頃凄く悩んでいた。迷い、悩んでいる時って気分が良くない、辛かった。でも、白か黒だけでなく、グレーがあってもいいと思えるようになってから楽になった。」

何かを受け入れることで、迷わなくなることがある。
迷うというのは、選ばないという選択をしていることだと言う意見もあった。
能動的な迷い(悩み)、受動的な迷い(悩み)、決めるのは難しいけど、迷い、悩み続けるのも難しい。

以上、尾張の拙いレポ&感想でした〜。
興味を持って下さった方は是非、次回参加してみてね〜。


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