5月31日

緊急事態宣言の延長を受けて、5月31日に開催予定していたワンマンライブは見送らせてもらうことになりました。

開催を心待ちにしてくれていた人にとって、この先どうなるんだろうと鬱屈とした気持ちを抱えていた人にとって、約束している先のイベントが希望の光になったならと思っていましたが、それがなかなか叶わない日々で、ほんとうにざんねんです。発表が遅くなってしまったこと、ごめんなさい。

この状況から抜け出して、お互いほんのすこしでも磨きがかかった姿で会えること、たのしみにしています。

新型ウイルスと闘っている医療従事者のみなさまへの感謝の気持ちと、感染されたかたの回復、そして自宅で過ごすみんなの健やかな毎日を、心から祈っています。



年明けにお届けした"一年中"というアルバムは、変化を迫られるなか、自分をあたらしく良い方向へ変えていくことを意識しながら作ったアルバムです。(と、前のブログでも書いてます。)こういう世界になってから不思議とあまり宣伝する気分ではないんだけど、今改めてみんなに聴いてもらいたいなと思いました。気が向いた時に!

恋が始まったときの高鳴り、いつか終わったとしても生き続ける愛、当たり前のように過ぎていく季節の移ろい、自分が何に苦しんで何に喜びを感じるのか、感情を巡る旅、たくさんのことが詰まっています。そこから、あたらしい光、懐かしい香り、たいせつな記憶、そばで生きていたぬくもり、五感を使っていっぱい受け取ってほしいです。

新型ウイルスが自然界由来という記事を目にするたび、この状況は経済を優先して自然を破壊してきた人間へのしっぺ返しかもしれないし、地球が抱えている不調をよくしていくための好転反応かもしれない、そんなふうに感じてます。買い出しの帰りに見た桜は麗しくて、日向ぼっこする町の野良猫は気ままで、呼応する鳥のさえずりは自由にはばたいてる。これまでの社会生活のなかから、自分が守りたいもの、大切にしていきたいものを支援しながら、わたしは今息づいているものから少しでもなにか感じとって過ごしたい。

この苦しい時期でも、未来に意識を向けることが出来たら、わくわくや楽しみが生まれるんじゃないかなと、綺麗事のような絵空事のようなことを心に思い描いてます。

直接会えなくても、これからもなにかしらで歌を届けます!




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