2021.3.11

この日のこと。

震災から10年の3月11日は、SONG of the EARTHで歌うため福島に帰っていました。10年、11年目だからといってこの日ばかりを特別視したいわけではもちろんないのだけれど、それでもやっぱり特別な日でした。福島で灯りを灯し続けるジュンさんのこれまでとこれからを繋ぐ今の言葉。 まさかのELLEGARDENのサプライズライブ。お客さん側で見ていたら嬉し泣きしている人もいて私も全く同じ気持ちでした。
3月11日という日に福島にいられること、震災後に出会った強くて優しい人たちに再会できること、いつも帰りを待っていてくれる両親の元へ帰れること。去年行けなかった分、嬉しくて、楽しくて、全部が優しかったです。

写真 石井麻木さん


そして、帰りは麻木さんの写真展が行われていた双葉町産業交流センターへ。一帯には東日本大震災・原子力災害伝承館という追悼施設、これから出来る祈念公園。防潮堤沿いを歩くと津波の傷跡を残したままの宿泊施設、真っ黒な除染袋、遠くに福島第一原発が見えました。急に怖くなってその場離れたくなってからやっと、あの時の津波や事故の悲惨さをほんの1ミリだけでも想像できたような気がします。あの時も、そして今も作業している作業員の方々に、頭が下がる思いです。

SONG of the EARTHの開催地の双葉町は原発事故の影響で町のほとんどが帰還困難区域とされています。

今もまだ。

自分にとって、自分が大切にしたい存在にとって、なるべく優しい選択をたくさん考えられる人生にしようと決めました。

今月はあと27日に日比谷野音でさようなら原発という集会で歌ってきます。


3月11日。

こうやって福島や東北、ふるさと想う人達と顔を合わせるたび、悲しいだけの日じゃなくなりました。

どうかきっと、優しさが広がっていきますように。

いつかお邪魔した夜ノ森の桜。

今年ももう少しで咲くかな〜。

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