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streaming live at 猪苗代野外音楽堂

お待たせ〜。デビュー8周年の8月7日土曜日、地元福島 猪苗代野外音楽堂から弾き語り配信ライブを行うことになりました!

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遠くから磐梯山が見守り
猪苗代湖畔にとけていく夕日
風が木々を揺らし虫たちが一生懸命鳴いています
何度も家に帰るように
やがて自然に還るように
野口英世の母シカさんが
はやくきてくたされ(早く帰って来てください)
と、息子の帰りを願うように
いつか帰りたい、いつか帰ってきてほしい
たいせつを想う場所

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今年初のワンマンライブ。どんな形でどんなふうに伝えようかを考えて、今年は震災から10年という節目ということもあって、まず福島の景色を届けたいと思い立ちました。

猪苗代野外音楽堂は「誰もが使えて、集える野外音楽堂を福島に作る」というプロジェクトの元、たくさんの人の想いが集まって出来ました。磐梯山を一望出来る猪苗代湖畔、福島の豊かな自然に囲まれて、太陽光発電により自然エネルギーで運営している野外音楽堂です。

今年の5月、この場所で開催予定だった「音開き」というイベントが感染拡大が心配される時期と重なって残念ながら見送りに。その代わりに急遽ライブハウスからの配信ライブになり、わたしはそこに出演させてもらいました。何故ここで音楽イベントを開くのか、そこで何を伝えたいのか、福島で音を鳴らし続けることへの再定義をしながらそれぞれが向き合っているのを感じて、とても考えさせられたのです。アラバキに続き音開き、東北のイベントに足を運ぶことが出来なかった2年目の春。それでも、ここで歌って、この景色を伝えられたらと思いました。

そして、何も気にせず自由に音楽を鳴らして、そこに人が集まって、心が通って、歌って、踊って、、そんな世界がまたやってきたらとっても嬉しいけれど、その前にそのために使うエネルギー源を考え直さなきゃ、変えていかなきゃ、せめて自分の活動では出来ることから変えていきたくて。なので、福島の景色と一緒に、猪苗代野外音楽堂の100%自然エネルギーを伝えたいのです。今の自分の声で。今回は配信のみですが、みんなの声もちゃんと聞きに行けるように、みんなの町にも行けるように、有観客ライブはまたその時が来たらまたおしらせします◎


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