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第91講「真実は死んだ。”ポスト真実”時代の社会学」

2017年6月29日(木) 19:00〜21:00(開場18:45)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線「高円寺」駅)
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すぐにお申し込む方はこちら
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「ポスト・トゥルース(ポスト真実)」という
言葉を聞いたことはありますか?

世界最大の英語辞典であるオックスフォード英語辞典が、
2016年を象徴する「ワード・オブ・ザ・イヤー」に選んだ言葉です。

「世論形成において、客観的事実が、感情や個人的信念に訴えるものより影響力を持たない状況」のことを意味します。

CORRIER JAPONによると、
この言葉の起源は2004年。
米国の作家ラルフ・キースによる書籍に登場し、
9.11同時テロをめぐるブッシュ大統領のウソが
「ポスト・トゥルース」と報じられたことによって広まったと言います。

それから12年。

イギリスのEU離脱およびトランプ大統領の誕生によって、
「ポスト・トゥルース」現象は世界的なものとなりました。
この2つの事例は、いくら政治家がウソをついたとしても、
国民の支持には大して影響しないことを示してしまった、とCORRIER JAPONはまとめています。

では日本ではどうでしょう?

今、ニュースや新聞、雑誌で流れる情報は
何が真実なのかさっぱりわかりません。
対立しあう真逆の情報がシャワーのように報道され、SNSは加熱していきます。
日本もまさに「ポスト・トゥルース」の真っ只中にあります。

情報の真偽が無効化し、
まさに真実が死んだ時代において
私たちはメディアとどう向き合い、現実をどう捉え、
未来をどう選んでいく必要があるのでしょう?

今回お迎えするゲストは、
東京工業大学准教授で『メディアと自民党』の著者・西田亮介さん。

西田亮介さん×寺脇研さんならば
「ポスト真実」時代をばっさりと斬ることができるに違いない。

ここでしか語れないことを、
この夜、カタリバ大学で。
ネット中継はいたしかねます。

文責:今村亮
写真協力:青春基地 http://seishun.style/aitakatta/405/

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お申込はこちら
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◆日時:2017年6月29日(木) 19:00〜21:00(開場18:45)

◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR中央線・総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
https://www.katariba.net/access/

◆ゲスト
西田亮介さん
東京工業大学准教授
https://twitter.com/Ryosuke_Nishida

略歴
社会学者。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(政策・メディア)。専門は公共政策の社会学。情報と政治、情報化社会のジャーナリズム、無業社会等を研究。1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。同助教(有期・研究奨励2)、(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大大学院特別招聘准教授などを経て、現職。

◆モデレーター
寺脇研さん(カタリバ大学 学長)
https://twitter.com/ken_terawaki

◆プログラム内容
19:00~19:15 オリエンテーション
19:15~19:45 西田さん講義 テーマ「真実は死んだ。」
19:45~20:15 対談 西田亮介さん×寺脇研さん「森友学園、加計学園、文部科学省の報道をめぐる諸問題について」
20:15~20:45 参加者とディスカッション
20:45~21:00 クロージング

◆運営
事務局:今村亮、室賀

◆お申込
こちら
◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
katariba★katariba.net(担当:室賀・今村)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。

※募集は終了しました。

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