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第83講「未来の社会保障をデザインしよう!」

2016年7月14日(木) 19:00〜21:00(開場18:30)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線高円寺駅)
ゲスト:辻哲夫さん(元厚生労働事務次官・東京大学特任教授)
学長:寺脇研さん

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お申し込みはこちら 
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39.9%。この数字、何だと思いますか?実はこれ、2060年の高齢化率(全人口に占める65歳以上の高齢者の比率)なんです。現在日本は急速に高齢化が進んでおり、医療・介護・年金などの社会保障費が年1兆円のペースで増加しています。それに加えて出生率も下がっているため、労働力や税収も減りつつあり、今の社会保障体制が維持できるかどうか懸念されています。

こうした問題が議論されるたびに「シルバーデモクラシー」という言葉に代表されるように、「若者vs高齢者」の二項対立で語られがちです。しかしこれからは「高齢者=弱者」と捉え、若い世代が一方的に支えていた時代とは違う、新しい発想が必要ではないのでしょうか。生涯現役や生涯学習という考え方は、社会におけるわたしたちの生き方のパターンを変える可能性を持っています。

今回このテーマにあたって最適のゲストをお呼びします!元厚生労働事務次官の辻哲夫(東京大学特任教授)さんです。以下は辻さんと長年交流があるカタリバ大学学長・寺脇研さんのコメントです。

辻さんは医療、福祉、年金すべてにわたる専門家ですが、彼をゲストに招きたい理由はそれだけではありません。それらの仕事に、常に情熱と勇気をもって取り組んできた方だからです。一般的に言って、役人だからといって私利私欲が全くないわけではありません。出世欲、名誉欲を隠さない人も少なくないのが現実です。しかし辻さんには、一度もそれを感じたことがありません。わたしが1990年に生涯学習を担当する課長補佐だった頃、4年先輩で老人福祉を担当する課長の辻さんとお付き合いするようになってから26年にもなりますが、その間、常に最も尊敬する先輩です。局長になっても次官になっても、情熱と勇気は変わりませんでした。わたしが役人生活で出会った中で、辻さん以上の熱血漢は見たことがありません。 その辻さんとカタリバ大学に集う熱意ある皆さんとをぜひ繋げたいという思いもあり、今回の企画を提案しました。皆さん、ぜひ新しい社会の在り方を議論しましょう。そしてまた、辻哲夫さんという人間に触れてみてください。きっと、皆さんの心に火をつけてくれるはずです。

高校生・大学生・社会人の幅広い世代が集うカタリバ大学で、成熟社会に突入した21世紀日本の新しい社会保障像を、一緒にデザインしてみませんか?

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◆日時:2016年7月14日(木) 19:00〜21:00(開場18:30)
◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR中央線・総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
https://www.katariba.net/access/
◆ゲスト


辻哲夫さん
1947年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。老人福祉課長、大臣官房審議官(医療保険担当、健康政策担当)、保険局長、厚生労働事務次官等を歴任し、2007年に退官。厚生労働省在任中にさまざまな医療や福祉の制度改革に携わる。現在は、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授。
◆運営
学部長:木元隆雄
事務局:今村亮、小野寺綾
学長:寺脇研(カタリバ大学学長)
◆参加費
中高生:無料 大学生:500円
社会人:2000円
大学生カタリバキャスト:無料
社会人カタリバキャスト:1000円

◆お申込 下記フォームよりお申し込みください。
◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
k-univ★ml.katariba.net(担当:木元)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。

※募集は終了しました。

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