アプリは出すだけじゃだめだった!〜この春のチャレンジ〜
この春やりたいこと、というよりもやってみたこととして、ある一つのチャレンジについて書いてみます。
アプリは公開しても売れない
「どんなチャレンジをするか」の前に、今回のチャレンジに至るまでの経緯について書いてみます。結論から言うと、アプリを公開しても全然売れない、使われない、という大問題に直面しました(泣)。
僕がプログラミングを始めたのは、今からちょうど3年前。大学の授業で1年間プログラミングの基礎的なことを勉強していました。
それから次に、オリジナルのアプリを作り始めました。これがちょうど2年前くらいです。そして夏頃にアプリの公開ができました。
個人的な感覚ですが、アプリを公開するまでは、特別つまずく点は少なかったと思います。もちろん、何も問題がなかったわけではありません。簡単と言うわけでもありません。しかし、公開したあとにもっともっと大きな壁に突き当たりました。全然使われなかったのです。
マーケティングの『基礎のき』も知らなかった
アプリを出した最初の頃の感想は、
「こんなにも売れないのか。」「なんで売れないんだ」
というものでした。僕はスマホアプリをGoogle PlayとApp Storeで公開していたので、事実上は世界中のスマホを持っている人がアプリを使えるはずでした。でも、公開するだけではダメでした。
自己分析の中で1つ挙がったことは、マーケティングを一切知らなかったことです。言葉を聞いたことはあったのですが、なぜ必要なのか、具体的に何をするのか、全く理解していませんでした。
余談ですが、マーケティングとは具体的にどんな内容なのか、高校までに少しでも知っておきたかったと思います。「マーケター」という専門職がありますが、僕は高校卒業までそんな職業があるとも知らず、将来なりたい職業を聞かれていた気がします。もちろん、「マーケター」なんて言葉を知らない状態で、将来就きたい職種に「マーケター」は出てきません。少しもったいない気がします。
いかにオリジナル性を出すか
「マーケティングが必要なんだ!」
と言う1つの気づきを得て、約1年後に新しいアプリを公開します。もちろん、マーケティングの必要性に気付いても、すぐにプロにはなれません。ですが、1つ仮説ができました。
「シェアを促すようなアプリができれば、よりたくさんのひとに知ってもらえるのではないか?」
そこで生まれたアプリがARMemoという写真にメモが書き込めるアプリです。
しかし、また大きな問題が発生します。LINEの1機能に類似の機能が入っていたのです。僕は個人開発ですし、技術もそんなに高くありません。
「LINEに勝つのは無理。勝負したらダメ」
これが2つ目の失敗になりました。
マーケティング的には調査不足、エンジニア的には技術への関心不足、という反省になるかと思います。
そして、次への課題として、「いかにオリジナルな商品を作るか」という問題になりました。
キャラクター✖️ストーリー
アプリをオリジナルなものにするために、今できた仮説は
『キャラクター✖️ストーリー』を作る
方法です。これだと、他社製品と被ることは無いのではないか、と考えています 。もちろん、前の2つのアプリ同様、何かしらの原因で爆死する可能性大ですが...。そして、この発想で2つのアプリを作成、公開してみました。
モコモくん
ストーリー・キャラクターを作るにあたり、最初は自分の化身を作ることにしました。それがこのモコモくんです。
コンプレックスや、苦しい出来事があっても、折れずに立ち向かう姿を、ゲーム・ストーリー・キャラクターの3要素で感じてもらいたいです。
モコモくんのストーリー、ゲームへのリンクなどは↓にまためてあります。
まほう使いシャボポン
キャラクター✖️ストーリーの第2弾は、『まほう使いシャボポン』です。2作目には、算数パズルを使って、教育的な要素を入れてみました。
まほう使いシャボポンは、以下からプレイできます。
iPhone / iPod
Android
まとめ
アプリ作りは楽しいですし、公開することで世界中の人が利用可能になります。でも、魅力的な分、世界中の優秀な人が作った他のアプリより、何かしら秀でていないと使ってもらえません。厳しい世界ですが、こればかりはトライ&エラーしか無いのかなと思います。